ハイスコア集計店マップ(ゲーメスト1993年2月号)
ゲーメスト1993年2月号(第8巻第2号)のハイスコア集計店マップとなります。
掲載店総数は83で先月比+2となっています。
新規店が2店あります。先月号で新規掲載店の募集を行った影響でしょうか。
・ナムコ系

・その他
アップル流通店(静岡県)

(ゲーメスト 1993年2月号より)
ベーマガ1988年6月~1991年7月号にて掲載履歴のあった「プレイシティキャロット四日市店」が今度はゲーメスト掲載店として登場します。
ゲーメストにおけるナムコ系掲載店の追加は、1988年1月号の「マリーン5ナムコランド(山形県)」「プレイシティキャロット表町店(岡山県)」以来実に5年振りとなっており、この頃のナムコロケーションのスコアラーに対するスタンスが垣間見えます。
もう一方の「アップル流通店」もベーマガ1985年12月~1991年6月号にて掲載履歴があり、こちらもゲーメストにて掲載店として復活を果たすことになります。
以下スコア欄を掲載します。
【めざせハイスコア 1993年2月】









(ゲーメスト 1993年2月号より)
今号のハイスコア欄はぱっと見違和感があるのですが、トップスコア欄に「君こそゲーメスト!」のタイトル文字がありません。ゲーメストお馴染み誤植の類なのか、集計タイトル数が多く欄確保のためタイトルを省略せざるを得なかったのか。
また先月号から告知された通り、全国トップ獲得の☆について年間単位での店舗間競争が開始されています。
ここから特にゲーメストのハイスコア集計は、各タイトルのトップスコアを争う個人戦に加えて店舗間で☆獲得総数を争う団体戦の要素が加味されたことでプレイヤーのモチベーションアップには繋がりますが、特にスコア締切前における集計店に殺伐としたイメージを持たれてしまう要因となってしまったことも否定できない一面だと思われます。
そして今号は誌面上に1ページを使用した下記お詫び広告が掲載されています。

(ゲーメスト 1993年2月号より)
当時バンダイ社のアミューズメント系関連会社であったバンプレスト社が千葉県松戸市に新規ゲームセンターを出店する際にゲーメストとコラボレーションし、店舗内にゲーメストのグッズショップである「〇ゲ屋」を合わせてオープンさせる計画が、オープン寸前で警察から行政指導を受け〇ゲ屋の出店が不可能となったことを詫びるものです。

(ゲーメスト 1992年9月号より)

(ゲーメスト 1992年11月号より)

(ゲーメスト 1992年12月号より)

(ゲーメスト 1993年1月号より)
最初は1992年9月号に出店概要と、店舗及びコラボコーナーの名称募集が掲載されました。その後11月号にて名称が決定、12月号からは決まった店舗名を含んだ「東京ガリバー通信」となり場所やフロア構成が案内され、11月27日のグランドオープン日時まで告知されたものの、オープン直前の11月20日になってコラボコーナーである「ゲーメストアイランド」が出店不可となったというのが経緯です。
新風営法の施行前は特にナムコ系店舗の一部で店内グッズ販売が実施されていましたが、「賭博行為につながる恐れのある金品の提供」行為としてメダルの店外持ち出しや預かり証発行の禁止と同様に規制対象となったことから店内物販は行われなくなっていました。
どうしても実施するのであれば風俗営業として申請した店舗敷地外にて行う必要があったのだろうと推察されますが、法律の解釈や運用を含めてバンプレスト、ゲーメストのどちらも気づかなかったのは詰めが甘いと言わざるを得ず、お粗末な結果となっています。

(ゲーメスト 1993年3月号より)

(ゲーメスト 1993年5月号より)
ただコラボコーナーの出店が叶わなかったのみでゲームセンターとしてはオープンし、当初のコンセプトを踏襲してハイスコア集計やイベントの積極的な実施はされていたようです。しかしハイスコアを誌面に掲載するまでには至りませんでした。当初予定通りにコラボが実施されていれば掲載店として名乗りを上げていたのでしょうか。
またバンプレストは「東京ガリバー」という店舗名でその後埼玉の戸田、東大宮にも出店していますが東大宮店は店舗売上金の盗難被害にあっており、この件も含めてあまり縁起の良くない店名となってしまっています。
その後松戸店は2017年まで営業していましたが、現在は場所はそのままで「NAMCO松戸店」へと変わっています。バンダイナムコとなった現在においてはどちらでも大差ないですね…
トピック店舗:ゲームプラザサンシャイン→稲毛サンシャイン
トピック店舗は先月に引き続き千葉県の店舗から、千葉市の「ゲームプラザサンシャイン」をピックアップします。

(ゲーメスト 1989年6月号より)






2025年1月2日撮影
稲毛は千葉市の中心である千葉駅から総武線で西に2駅の場所です。
JR稲毛駅付近が栄えていますがJRに並行して京成千葉線が走っており、JRから500m程度離れた場所に京成稲毛駅があります。
今回紹介する「ゲームプラザサンシャイン」は京成稲毛駅前に立地していました。

1990年の住宅地図です。京成稲毛駅に隣接した場所に「ゲームプラザ」の文字があります。
また見づらいですが、店舗に面した道路部分に括弧書きで「サンシャイン稲毛」の表記もあり、ゲームプラザも含めて駅に隣接した建物に複数のテナントが入っていた形跡があります。「サンシャイン」という店舗名もここから取られていたと推察します。
2024年時点ではサンシャイン稲毛と思しき建物は無く、写真の1階がミニストップになっている「アルバ稲毛」というマンションに変わっています。定礎が平成14年となっていることからそれ以前に当時の建物は取り壊されているようです。
誌面掲載は1989年6月号から開始されました。
同じ千葉市内にあったナムコ系の「ゲームプラザ」が同年5月号にて掲載を終了したため入れ替わりで千葉市唯一の掲載店となりましたが、1990年8月号が最終掲載のため1年程度の期間に留まっています。連射装置取付履歴もありハイスコアに対する店舗のモチベーションは高かった印象ですが、JRの駅前ではなかったため店舗へのアプローチに若干の難があったのが影響したのでしょうか。閉店時期は判明していません。
【前記事】
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1993年1月号
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1993年2月号
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