小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ゲームセンター回顧録

ゲームセンター回顧録 金山&神宮前&伝馬町 その1

名古屋市内におけるゲームセンター密集地では、名古屋駅太閤通口・いりなか-八事-塩釜口の地下鉄鶴舞線沿線とエントリーしてきましたが、3エリア目として名鉄名古屋本線沿線の金山-神宮前エリアを取り上げたく思います。 地下鉄鶴舞線沿線は、隣接してい…

ゲームセンター回顧録 惜別 ゲームプラザミッキー その2

正面入口から入店した所。1階は大型筐体中心で、戦場の絆、音ゲー、ドライブゲーム、オンライン麻雀とシングルパチスロ機が設置してあります。90年代はパチスロ機の比率がもっと多かった記憶があります。 入口左手の麻雀格闘俱楽部コーナー。休日のお昼前の…

ゲームセンター回顧録 惜別 ゲームプラザミッキー その1

「ミッキー」と聞くと、神田神保町の「ゲームコーナーミッキー」が余りにも有名なのですが、今回はそちらのミッキーではありません。 (かつて神保町界隈に頻繁に出入りしていた人間として、そちらはそちらでいずれ取りあげる機会はあると思いますが…) 今回…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その8

現在は建屋①~⑥までとなっているオアシスですが、かつてはそれ以外にも営業していた場所がありました。 【建屋⑦】 オアシス建屋①正面駐車場の真反対に、現在は焼肉店となっている建屋が有りますが、以前はここもオアシスでした。私が仕事帰りに立ち寄ってい…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その7

【建屋外周】 建屋②、③の外周部は既に紹介しているので、その6で垣間見えた建屋④~⑥の外周部を観察します。 写真(54) 正面メイン駐車場に立つ案内ポールで、背後に建屋⑥が見えます。 裏側へ廻ってみます。 写真(55) 建屋⑥の外観はこのような形状。建屋内を無…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その6

【建屋⑥】 建屋①の入口を入って左側が建屋②及び③、正面に進むと建屋①を経由して建屋④、⑤へ至りますが、右側に面しているのが最後に紹介する建屋⑥となります。 写真(45) 建屋①写真(5)の場所から180度反対側を見ると、入口付近に展開されるプライズゲーム機と…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その5

【建屋④、⑤】 写真(32) もともとゲーム機が設置されていた建屋①の後方に、不自然なスロープがあって更にフロアが奥に続いていますが、このスロープの先が建屋④及び⑤となります。スロープの先にはネットワークタイプの筐体や一部汎用ビデオゲーム筐体の姿が見…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その4

【建屋③】 写真(22) 建屋③は店舗裏手駐車場前に展開されており、こちらの小さな建屋と隣接する長屋状のカラオケルームとなっています。 写真(23) 地図上では建屋②と③の間には水路が記載されていますが、現場はご覧の通りでなにもありません。暗渠なのか埋め…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その3

【建屋②】 写真(11) 建屋①に対して垂直に隣接しており、ドライブインの飲食部分を担っています。 看板を見ての通り、2階はマンガ喫茶及びインターネットカフェ、3階にダーツ及びビリヤード台が設置されています。2階及び3階は写真だけ撮影する訳にもいかな…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その2

オアシスは現在でも単独でかなり広い敷地を有しているため、マップ上でも建物の配置をある程度認識することが出来ます。 また、最盛期である2000年代前半位まで、まるで温泉旅館が建て増しをするかの如くゲームの設置面積を増やしてきた経緯があり、私が初め…

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その1

岐阜県は、最初の仕事で担当になった場所で、1995~1998年位まで県全域を這いずり廻っていた時期があります。 その際に休憩も兼ねてあちこちのゲームセンターに立ち寄ったりしており、いずれ岐阜県単独の回顧録も書きたいと思っているのですが、その中でであ…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その8

2.塩釜口駅エリア 地下鉄鶴舞線シリーズの最後は、八事からもう一駅東に進んだ塩釜口。名城大学の最寄り駅です。 いりなか-八事-塩釜口と駅は連続していますが、八事と塩釜口の間は小高い丘になっており、ひと山超えて塩釜口へ到達するというイメージの…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その7

タイトルからは外れますが、これまで紹介したいりなか駅付近以外でも、八事-塩釜口と続く地下鉄鶴舞線沿線は学生街ということもあり多数ゲームセンターが立地していた場所でもあるため、この場で紹介してしまおうと思います。 いりなかについては、キャノン…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その6

さて、名古屋におけるホームグランドを確立した私ですが、程なくとある事情で北名古屋市から同じく愛知県の豊橋市に移ることとなります。 常連との呑み待ち合わせ場所になりつつも毎週末のように遊びに行っていたオレンジペコですが、豊橋となると片道60㎞位…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その5

オレンジペコと言えば、丁度私が出入りしていた頃に、ある事件が発生しました。(事件という程大げさなものではありませんが…) (ゲーメスト、1997年8月30日/9月15日合併号) ゲーメストが創刊200号を迎えるにあたり、記念として「DAMEST(ダーメスト)」と…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その4

オレンジペコはその3の写真の建物の1階、間口は狭いものの奥行きが長い物件で、店内はフラットでしたがキャノン最前線の当初の姿に近かったのではないでしょうか。 筐体台数は50台程度で、私が通い始めた1997年頃は入口にバーチャロンのツイン筐体があった以…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その3

2019年7月13日撮影 名古屋市営地下鉄鶴舞線いりなか駅から徒歩2分 正確な時期は把握していませんが、1994年頃にキャノン最前線が閉店後にオープンし、結果的にはキャノンの市場を引き継いだ形となったお店です。場所は移転後のキャノン最前線から西へ50m程度…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その2

2019年5月4日撮影(キャノン最前線移転後、建物2階) キャノン最前線は、1階入口を入ると階段かスロープで店内奥が低くなっていた構造と記憶しています。筐体台数は少数の大型筐体ものも含めてテーブルメインでおそらく30〜50台程度だったでしょうか。 そし…

ゲームセンター回顧録 キャノン最前線&オレンジペコ その1

2019年7月13日撮影(キャノン最前線移転前、駐車場が跡地) 名古屋市営地下鉄鶴舞線、いりなか駅より徒歩1分。 内容的には少々面白みに欠ける現在の地元を離れ、再度名古屋地域の店舗へと話を戻します。 名古屋市の中心部から地下鉄で15分程度、この辺りま…

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その6

大宮駅周辺の店舗紹介は前回で終えましたが、宇都宮線で2駅先の東大宮駅と、高崎線で1駅の宮原駅(共に旧大宮市内)付近にもゲームセンターは比較的多数存在していました。 5.東大宮駅、宮原駅周辺 1)東大宮駅周辺 駅勢圏に大型の団地が立地しており乗降…

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その5

4.大宮駅付近の大型店舗内 ショッピングモールや百貨店・大型スーパー内にあるゲームセンターと言えば、今でこそファミリー向けの機械構成で、ゲームファンはあまり寄り付かない場所ではあるのですが、80年代はどうだったのかというと当時からお子様向けの…

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その4

3.大宮駅西口エリア 今でこそ東口と大差ない、むしろ東口よりも発展している大宮駅西口エリアですが、新幹線の開通する昭和57年(1982年)までは完全に裏口で、新幹線開通後の再開発による整備で今の姿になった経緯があります。 http://www.eizou.pref.saita…

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その3

2.南銀座(通称:南銀)エリア 今度は大宮駅東口正面を出て右側、通称「南銀」と呼ばれる南銀座地域を紹介します。 大栄橋より先の特殊浴場街は別として、普通の商店や大型店が軒を連ねる北銀座(銀座通り)とは異なり、南銀座は昔から危険なエリアという…

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その2

地元でありながらこれまで自分のホームと呼べる店舗は1店も無く、スコアラー的には特筆すべき点がほぼ無い大宮ですが、店の数が多かったこともあり店舗を紹介するとなるとそれなりに尺を要します。 そのため、エリアを以下に分けて紹介することにしました。 …

ゲームセンター回顧録 スコアラー不遇の街大宮 その1

名古屋が2回続いたので、今度は生まれ故郷でありまた現在も暮らしている埼玉県へと場所を移します。 埼玉県さいたま市。 浦和、与野、大宮の3市が合併し誕生した政令指定都市で、後に岩槻市も加わりました。私は旧大宮の生まれで、12歳の時に愛知へ移りまし…

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その6

最後に、イエローハット・トンガ王国以外に存在した店舗をGooglemap上で赤マーカーにてプロットしました。 現在の外観写真も追加しております。(全て撮影は2019年2月9日) 一応、イエローハット及びトンガ王国の位置も青マーカーにて追記しました。 私が存…

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その5

トンガ王国も当初はコンセプトの違いを打ち出したかったのでしょうか、イエローハットに入荷していないタイトルが比較的多数導入されていました。 ギャラクシーフォースのスーパーデラックス筐体は後にも先にもこの店舗だけでしか見たことがありません。 SEG…

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その4

2019年2月9日撮影 ゲームセンタートンガ王国→ゲームボックスQ2→ゲームボックスQ3(2019年2月9日現在) 名古屋駅太閤通口界隈に大量に存在したゲームセンターも、気が付けば残っているのはこの1件のみとなりました。 まだ「現在進行形」のお店であり、最…

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その3

他のスコア集計店(特にナムコ系の店舗)と異なっていたイエローハットならではの光景として、以下を記憶しています。 ①ハイスコアボード よく「プレイシティキャロット巣鴨」のハイスコアボードが綺麗だったことが語られていますが(私も見たことがあります…

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その2

主要駅近隣とは言え、立地は決して良くなかったイエローハットですが、ゲームの入荷は恐らく当時の星ヶ丘キャロットハウスよりも良かったのではないかと思われます。 私がイエローハットへ行くようになったのは80年代後半ですが、丁度その頃はセガ体感ゲーム…