小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1986年9月号

レトロゲームに関する情報が花盛りの昨今ですが、メディアやSNSが取り上げている情報といえば、当然と言えば当然ですがゲーム内容そのもののレビュー、プログラマーや作曲者などの開発者視点のものが殆どで、特にアーケードゲームにおけるプレイフィールドである「ゲームセンター」に関する記事や情報は非常に少ないのが現状です。

 

ただ、特に80年~90年代にアーケードゲームをプレイしていた我々のような世代は、ゲームそのものに惹かれてプレイしたのは勿論ですが、それが切っ掛けとなり日頃から通い詰め、プレイヤー同士が交流するゲームセンターという「場所」に惹かれるようになっていたのではないかと思います。

その頃の空気感を少しでも残すため、かつてのゲームセンターの回顧録をこのブログにまとめたりしていますが、いかんせん自身が通った範囲でしか詳細な内容は記載出来ません。何か普遍的なものを残せないか…と思い付いたのが、かつての雑誌掲載ハイスコア集計店舗をマッピングすることでした。

 

内容としては、マイコンベーシックマガジン、ゲーメストアルカディアに掲載されていたハイスコア集計店舗の位置を、記載されている住所ベースでGOOGLE MAP上にプロットするだけの作業なのですが、以下の点で意義があるのではないかと思っています。

 

・店舗住所が記載されているため、過去にそこに店舗が確実に存在したことの証になる。また現在その場所がどうなっているのかを確認出来るし、店舗は無くてもその場所に行けば記憶が繋がることがある。

・「店舗にてハイスコアを集計する」という行為そのものがプレイヤーサイドに依拠しているため、集計していた店舗はプレイヤー寄りの運営を行っていた可能性が高い。結果として店舗のエピソードをいろいろと発掘出来る可能性がある。

 

そして、手始めにゲーメストに初めてハイスコア集計欄が出来た、「1986年9月号(通算第3号)」に掲載された店舗のマップがこちらです。

全部で35店舗ですが、まだ集計店舗を誌面で募集している段階であり、四国、九州においては各1店ずつしか掲載店がありません。

マークの色は一応ルールを決めているのですが、今後追加や変更が発生すると思われるので、ある程度固まった時点で詳細を説明する機会を設けたいと思います。

 

それにしても、雑誌記載の住所を入力するだけなので慣れればそれ程手間は掛からない、問題は物量だけかな?と思っておりましたが、実際に入力してみると、

 

・30年以上前の住所なので、市町村合併区画整理等で住所そのものが変わっている場合が結構ある。

・地番が入っていない店舗があり場所が特定出来ない。

・誤植(ゲーメストではお馴染み!)

等の理由で結構検証が必要だったりして、地味に大変な作業と戦慄しておりますが、徐々にでも進捗を公開できればと考えております。