小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ゲームセンター回顧録 岐阜オアシス その2

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オアシスは現在でも単独でかなり広い敷地を有しているため、マップ上でも建物の配置をある程度認識することが出来ます。

また、最盛期である2000年代前半位まで、まるで温泉旅館が建て増しをするかの如くゲームの設置面積を増やしてきた経緯があり、私が初めてここの存在を知った1995年付近からも大きくその姿を変貌させているため、分かり易くするために地図上の建屋に番号を付け、その変化の歴史と共に記していくことにしました。

 (写真は全て2019年9月22日撮影)

 

【建屋①】 

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写真(1)

国道バイパス側駐車場に面した言わば「お店の正面」であり、恐らく最初からゲーム機が設置してあったであろうスペースです。

入口付近には自販機とプライズ機が設置してありますが、自販機側の軒先は写真のように看板が破壊されたままで放置されており、建屋の古さと相まって場末感を漂わせています。

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写真(2)

入口に設定されているプライズ機群。店の顔の部分ですが景品が入っていないブースすらあり、アイキャッチで集客しようなどという意図は全く感じられません。

おや、奥に見えているキャラは…

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写真(3)

年齢が40代後半を超えた方ならご存じの、タイムギャルタイトー)主人公レイカさんです。一時タイトー全社でこのキャラ推していた時期もありましたねえ…

元々はタイトーの影響が強かったんでしょうか。

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写真(4)

入店して入口付近を店舗内から見た光景。

一般的ゲームセンター同様にプライズ機中心で設置してありますが、外置きの機械よりはましとは言え陳列は全体的にあまりやる気が感じられません。

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写真(5)

入口正面から左手を見る。②、③の建屋へ連絡しています。

照明器具がゲームセンターのそれではありません。

2階へ上がる階段があり、上はオンライン麻雀コーナーとなっています。 

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写真(6)

写真(5)の位置から少し奥へ入ると、手前に大型専用筐体、そしてバンナム系のガンダム・鉄拳という「今基板ものアーケードで稼げるタイトルはこれしかない」というラインアップが並んでいます。

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写真(7)

ガンダム・鉄拳のエリアを抜けると奥はパチスロの島。ドライブイン型店舗では見慣れた光景。

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写真(8)

パチスロコーナー脇には、写真(5)の通路へ抜けられる扉があります。昔は24時間営業のエリアを仕切るために使用されていたと思いますが、現在は制約がないのか開放されているようです。

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写真(9)

写真(6)の位置からさらに奥に入った場所から入口方向を眺めます。左側がサービスカウンター。

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写真(10)

写真(9)の位置から逆方向を眺めると、スロープが有って店舗はさらに奥へと続いています。昔はスロープから先はなく、この先は後から建て増しした部分。店内から見る分にはそれほど違和感はありませんが…建て増しエリアの紹介はまた後程。

 

その3へ続きます。