小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年6月号

ゲーメスト1987年6月号(通算第9号)のハイスコア集計店マップです。

月刊化が軌道に乗ってきたのか、集計店舗数も拡大の方向は変わらず、トータル掲載店舗数は5月の74から87へと増加しました。

 

当月の新規掲載店は以下の通りです。

ナムコ

プレイランドナムコ岡山県

セガ

ハイテクセガ平岸(北海道)

ハイテクセガ青森(青森県

ハイテクセガ万代(新潟県

・その他

ファミリーランドアルパ(岩手県

ゲームプラザピノキオ(兵庫県

コスモランド・ムサシ(石川県)

 

新規掲載店が7店なのに対し、掲載店舗が13店増加するのは、毎月確実に集計用紙を送付してこない店舗があったからと想像されます。雑誌のページ数の尺は限られている反面、店舗数オーバーで掲載不可という状況も許されないでしょうから、不定期にしか集計用紙を送付してこない店舗の対応には編集側も苦慮したのではないでしょうか。

 

新規掲載店ですが、ただでさえ集計店密集地の岡山に更に増加した「プレイランドナムコ」は倉敷市ジャスコ内店舗。当時としては珍しい中心市街地ではなく郊外バイパス沿いのショッピングセンター内店舗ですが、スコアラーが集まりにくかったのか翌月には掲載店から姿を消します。

 

セガ系は初期のゲーメストにおいて名を馳せた店舗が登場。

札幌市の「ハイテクセガ平岸」はスーパーハングオンハイスコアのイメージが強烈に残っています。

新潟市の「ハイテクセガ万代」はハイスコアサークルFGKの拠点だったと記憶。

「ハイテクセガ青森」は弘前市に後れを取りながらも県庁所在地集計店として登場します。この店舗、翌7月号には一度掲載されなくなりますが、8月号から同一住所で「ゲームイン青森」という店舗名で掲載が再開されます。

ここまでであれば、「セガが撤退した店舗が引き継がれた」というよくあるパターンなのですが、更に2か月後の10月号で再び「ハイテクセガ青森」に戻って掲載されているという不思議な店舗。あまりの短期間のため店舗名称が本当に変わっていたのかどうかが謎です。

 

その他では、岩手県は大船渡市の「ファミリーランドアルパ」。県庁所在地の盛岡市には全く集計店が現れない反面、人口の希薄な三陸地方に大槌町の「子供ゲームセンター」と並んで2店目の集計店が出現します。ただ「子供ゲームセンター」はこの号で掲載が止まってしまうのですが。

兵庫県は、神戸市の「ギャル元町」が1回のみの掲載で姿を消しましたが、明石市の「ゲームプラザピノキオ」で集計店が復活。

石川県の「コスモランド・ムサシ」は金沢市内3店目の掲載店。岡山程ではありませんが金沢市中心部は集計店が密集するエリアとなって行くこととなります。