【2021年11月スコア欄追加及び一部追記修正】
ゲーメスト1987年10月号(通算第13号)のハイスコア集計店マップです。
集計店数は若干増加し、合計107店となり過去最高を記録しました。
新規掲載店は以下の通りです。
・ナムコ系
分大キャロットハウス(大分県)
・セガ系
ハイテクセガ天神(福岡県)
・タイトー系
・その他
荏原ゲームコーナー(東京都)
がらん3(長野県)
ビデオインアタック(新潟県)
ゲームスポットキング(高知県)
ジョイフルATAGO(高知県)
(ゲーメスト 1987年10月号より)
以下スコア欄となります。
(ゲーメスト 1987年10月号より)
「荏原ゲームコーナー」も、これから多数の全国トップを輩出して行くこととなります。2014年まで店舗の営業は続いていたようですね。
大分の「分大キャロットハウス」は誤植ではなく、「大分大学→分大」の略称。郊外店では、学生目当てで大学近隣の学生街に店舗が存在していた場所が多数ありました。分大キャロットはベーマガでは古くからハイスコア掲載が続いていましたが、ゲーメストは今のところこの号のみの掲載に留まっています。
まだ、前々号の「メディアインオビヤ」に加え、高知県に同時に2店の集計店が登場し、比較的近距離に3店の集計店がひしめくことになります。
トピックですが、上記にて高知を取り上げたからという訳ではありませんが、同じ四国の松山に目を向けてみます。
まずは、ゲーメスト集計開始時に四国で初掲載店となった「タイトピア木屋町」から。
(ゲーメスト 1986年9月号より)
2019年10月26日撮影
近くに路面電車の停留所があるものの、停留所から付近の広い道路まで抜ける路地の途中にあるお店という感じで、あまりゲームセンターが存在するような場所には思えないのですが、住所をあたると写真のビルで間違いないと思います。ビルの1階全てを占めていたのでしょうか。
松山の集計店はタイトー系店舗が存在感を示しており、同時に掲載された履歴はないもののゲーメストには4店舗(木屋町、市駅、大街道、空港通り)もの集計店が登録されています。その中でゲーメストに最初に掲載されたのがここなのですが、掲載は不定期気味で、今回マップの対象である1987年10月号が5か月振り。そしてその次は更に伸びて1988年6月号と実に8か月もの間隔が開きます。最終的には1991年1月まで掲載が継続していました。
一方ベーマガにはゲーメストの創刊前、1986年1月号から掲載が開始されています。
(マイコンベーシックマガジン 1986年1月号より)
こちらは1987年4月号まで掲載が続いたもののそこで一度ストップ、1989年11月に再掲載が開始されますが、ゲーメストとほぼ同時期の1991年2月号を最後に掲載を停止しているようです。いずれも1987年付近に掲載を欠いている時期があることから、店舗側の事情で常連が離れた等の不安定が時期が存在していたのかもしれません。