小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1988年2月号

ゲーメスト1988年2月号(通算第17号)のハイスコア集計店マップとなります。

掲載店総数は105店と微減。新規掲載店は下記の1店に留まっています。

タイトー

ウィルトークタイトー都城店(宮崎県)

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こちらの店舗、現時点では掲載はこの1回だけとなっています。

住所については番地までは不明瞭で、都城市の中央通り(国道沿い?)に面していたことは間違いないようですが、正確な位置のプロットには至っていません。

また、タイトー系店舗はこれまで確認できている範囲で16店の掲載履歴があるのですが、掲載が不定期だったり短期で掲載を中止する店舗が多いのが特徴で、10店を超える掲載数になることが殆どありません。ベーシックマガジンで実績があるナムコや、一度掲載が開始されると比較的律義に掲載が継続されるセガとは少々店舗事情が異なるようで、「スコア集計の維持管理を行える人員が常駐していない」という運営上の問題がナムコセガに比して多かったのではないかと想像出来ます。

そういえば、昔のタイトー系店舗は特に昼間に行くと、男女を問わずして高齢の方が一人で「店番」をしているような光景に出くわすことが多く、その状況では店舗でハイスコアを管理していくことは容易ならざることだったのではないかと思います。店舗の人件費を抑えるための方針だったのでしょうが…

 

さてトピックですが、松山から長野県へ場所を移します。

ハイスコア集計が開始された1986年9月号から掲載開始され、1988年2月時点で1回を除いて掲載されている駒ケ根市の「がらんがらん」から。

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ゲーメスト 1986年9月号より)

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2020年3月20日撮影

 

長野県は、北信地域(長野市付近)、中信地域(松本市付近)、南信地域(飯田市付近)と区分されるのですが、ゲーメストは初期に南信地域の店舗を数多く掲載した履歴が有ります。その中で、ゲーメストハイスコア集計開始時から掲載されていた歴史ある店舗です。
 

駒ケ根市の旧市街地からは比較的離れた国道のバイパス沿いで、今でこそロードサイド店舗がそこそこ林立しているものの、まだそこまで開発されていたとは思えない30年前にこの場所にゲームセンターがあったという事実は驚かされるものがあります。

今はカーショップのガレージとなっていますが、恐らく建物は当時のままのような予感がします。このスペースがあれば20台は筐体を設置可能であり、小さい反面固定費は都市部の店に比べればはるかに少ないでしょうから十分に採算がとれていたのかもしれません。

 

それにしても20年位前から今日に至るまで、目の前を走っている国道を幾度となく通過しているのに全く持ってその存在に気付いたことはありませんでした。既に閉店をしていたのかもしれませんが、いつまでゲームセンターとしての営業が続いていたのかは興味深いです。