小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1988年6月号

ゲーメスト1988年6月号(通算第21号)のハイスコア集計店マップとなります。

掲載店総数は102店。3か月振りに新規店舗が3店追加されました。

タイトー

ウィルトークタイトー高知店(高知県

・その他

スペースイン・プラザ(東京都)

スーパーアカトンボ(福岡県)

 

高知県はこれで既に4店目の掲載となるのですが、過去の3店はいずれも掲載は不定期気味で、いずれも短期間で掲載を終了してしまいます。ウィルトークタイトー高知店も同様で、次号7月号までの2回だけの掲載で姿を消します。

スペースイン・プラザは八王子そごうの中にあったゲームコーナーが集計店になったもの。おりしも札幌そごう内ゲームスポットも集計店として登録されており、「そごう店内のゲームコーナーは充実している」と解釈した私は、当時住んでいた豊田市や、帰省先だった大宮市にそごうがオープンした際には期待に胸膨らませ店内ゲームコーナーを探したのですが、大宮は小規模で空振り、豊田に至ってはゲームコーナーすら存在せず拍子抜けした記憶が蘇ります。

 

トピック店舗は山梨県甲府市へと場所を移します。

甲府市内には「キャロット」の店名を冠するナムコ直営店が3店舗存在していましたが、ベーシックマガジンでは店舗別に掲載されていたのに対し、ゲーメストは3店+αの合同という形で掲載されていました。

 

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ゲーメスト 1987年1月号より)

ハイスコア集計欄は特に後年になると、紙面を確保出来ない中で掲載店舗数を増やす方法として「複数店舗の合同集計」という手法が取られるようになりますが、ゲーメスト初期においては同じく山梨の「ニュースターグループ」が4店(一時期5店)で1986年9月の初回集計開始時点から合同集計の形を取っていたことに加え、同じく山梨県のキャロットを中心としたナムコ直営店も1987年1月の初回掲載から合同集計の形で掲載されます。そのため住所欄は店舗個別ではなく、当時のナムコ甲府事業所の住所が記載されています。

 

 不思議とどちらも山梨県からスタートしていますが、ニュースターグループはゲーメストスコア欄に広告記事を載せていたためスポンサー的位置付けがあり、またナムコは比較的狭い範囲で店舗が密集している事情もあったことから、偶々その両者が山梨県という場所で一致した結果であろうと推察されます。両者を合わせると8件のスコア集計店が甲府近隣に密集していたことになり、当時の甲府市は人口に対してスコア集計店の密度が日本一高かったエリアだったのかもしれません。

 

ベーシックマガジンには甲府市内キャロット3店舗が別々に店舗欄を設けていたため、そちらの住所を元に各店舗跡の現在を記録して来ましたが、それらについては次回にて紹介をすることにします。