小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1984年11月号

スーパーソフトマガジン(ベーシックマガジン別冊付録)1984年11月号(第3巻第11号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は110。コーナー開始以来増加が続いていた店舗数が初めて減少しました。

スコア欄を確認すると判りますが、チャレンジハイスコアの紙面は装丁に変更が無ければこの頃は7ページと尺が決まっていたようで、その枠内に収めることが可能な店舗数が最大とならざるを得なかったことが窺えます。雑誌媒体の宿命ですね。

 

新規掲載店は4店あります。

 

ナムコ

カミーノ古町プレイハウス(新潟県

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・その他

ゲームコーナーロン(北海道)

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バンダナ元町店(福井県

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ビデオインJOY(兵庫県

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(画像はいずれもスーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年11月号より)

新潟市のカミーノ古町プレイハウスは、中心商業地の複合商業ビル内の店舗だったようです。名称からはナムコ系と判別出来ないのですが、店内でNG(ナムコミニコミ誌)が配布されていたという情報を根拠にナムコ系店舗へ分類しました。

ゲームスペースミライヤもそうですが、この時期のナムコは商業施設内店舗に「キャロット」の名称を極力付さないルールがあったように思います。

 

また、新規掲載店についてはこれまでが関東、関西の大都市圏に集中していることを是正するため、地方店舗の掲載が増加してきます。

 

以下スコア欄をアップします。

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(画像はいずれもスーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年11月号より)

 

通信欄である「GAME OVERコーナー」は、この名称にて掲載されたのは今回で最後となっています。全国各地の店舗からミニコミ誌やお便りが編集部に多数届けられていたことに時代を感じます。

 

そして今月のトピック店舗はいきなり北海道へ。

今号から掲載が開始された札幌市の「ゲームコーナーロン」を取り上げます。

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年11月号より)

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2020年9月21日撮影

 

ハイスコア集計店の跡地を巡っていると、「本当にこの場所で間違いない?」と思う場所に出くわすことが結構ありますが、こちらもなかなかにその条件を満たしています。

住所は新琴似ですが、JR札沼線新琴似駅から徒歩で向かうと20分位は掛かると思います。地下鉄麻布駅からバスで行くのが最も確実ですが、目の前にあるバス停に直接辿り着ける路線は1時間に2本程度しかありません。

碁盤目状に整備された旧屯田兵村が由来の住宅地の真ん中にあり、住所の場所は今や完全に普通の住宅で、ここに以前ゲームセンターが存在していたとはとても思えない閑静な場所となっています。

 

ベーシックマガジンには今号(1984年11月号)から掲載が開始されました。追ってゲーメストにも集計2回目の1986年11月号から登場しダブル掲載店舗となります。

ゲーメストの店舗紹介ページ(シールハイク)に、当時の写真が掲載された記事が残っていました。

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ゲーメスト 1988年5月号より)

場所や客層は完全に駄菓子屋チックだったようですが、ダライアスも含めて大型筐体も設置されていたようで、駄菓子屋ゲーセンと呼ぶには失礼な製品ラインアップや店内の様子が写真から伺えます。

 

ちょうど今年3月まで小樽文学館で開催されている「札幌・小樽ゲーセン物語展」と連動した「札幌・小樽ゲーセン情報リスト」にリストアップされているので転載します。

seesaawiki.jp

掲載は1989年10月号まで約5年継続しました。チャレンジハイスコアのチャレハイ通信欄に以下のメッセージが残っており、純粋に閉店による掲載終了だったようです。

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マイコンベーシックマガジン 1989年10月号より)
ゲーメストのスコア集計も同じく1989年10月号にて終了していることを確認しています。