小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1988年11月号

マイコンベーシックマガジン1988年11月号(第7巻第11号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は104と先月比-8と大きく減少してしまいました。新規掲載店はありません。

3店が先月号を最後に姿を消していますが、その中でゲームセンタータイリョウ(宮城)はゲーメストとの重複掲載店であり、ゲーメストも1988年9月号を最後に掲載がストップしているためコメントや通信欄に記載はありませんが閉店が疑われます。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン 1988年11月号より)

 

スーパーハングオンのトップタイムを2ヵ月連続で見落としていることに関する謝罪がトップスコア欄講評に掲載されていますが、それなら欄外ではなくせめて正規欄に掲載しても良かったのではないかと思います。まあ今更なんですが…

 

続いてトピック店舗です。神奈川県の店舗紹介へと移ります。

ナムコオリジナル26店のうちの一つである横浜市の「プレイシティキャロット伊勢佐木町店」をピックアップします。

 

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年1月号より)

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2022年2月12日撮影

 

JR、地下鉄関内駅から南西方向に伸びる横浜を代表する歓楽街の伊勢佐木町モールの中に店舗はあります。2022年時点で店舗は現存。ハイスコア初掲載の1984年1月から既に38年以上営業が続いていることになります。

調査継続中ではありますが、「キャロット」のブランドで営業していた店舗で現在も残存しているのはプレイシティキャロット巣鴨店とここ伊勢佐木町店のみであり、且つベーマガオリジナル26店の中で営業が継続している唯一の店舗となっています。

 

スコア掲載はベーマガのみでしたが、ゲーメストの横浜シールハイクにて店舗が紹介されており当時の店舗外観を確認することが出来ます。

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ゲーメスト 1987年1月号より)

 

現在の写真と見比べると、店舗名称が「ナムコ伊勢佐木町店」に変わっていることは勿論ですが店舗の間口が当時よりも広くなっており、隣接していた店舗の部分も吸収して面積が拡大されたことが確認出来ます。拡張されたとは言え最近のゲームセンターの規模からすると決して広くはないのですが以前はこの半分の面積しかなかったということであり、誌面の「狭い」というコメントも止むなきかなという印象です。

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ゼンリン住宅地図 横浜市中区1985年より)

当時の住宅地図を確認すると、位置や建物名称は同一なのですが建屋住所が「長者町7-113」となっていることが分かります。地図をよく見ると建屋左下に町境を示すラインが掛かっており、丁度キャロットの位置している場所だけが「伊勢佐木町3-95」になっているようです。

 

ベーマガへの掲載以降、一時は複数のスコア掲載店が存在した横浜の代表格店としてスコアラーにも認識されていたと思いますが、ナムコの店舗営業スタンスの変化の影響か、また店舗の狭さは如何ともしがたかったのか80年台末に向かうにつれスコア欄が淋しくなって行き、1990年8月を最後として掲載はストップしました。立地は良いので場所柄ゲームマニアを囲い込む必要があまりなかったのかもしれません。

鉄拳の全盛期には自社人気IPを前面に押し出した運営を行っていた時期もあったようですが、現在設置されているマシンの殆どはプライズマシンとなっており、ショッピングセンター内のファミリー向けゲームコーナーと大差ない製品ラインアップとなっていました。