小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1990年8月号

ゲーメスト1990年8月号(通算第48号)のハイスコア集計店マップとなります。

総掲載店舗数は91となり先月比-1。先月に大量の掲載終了があったにも関わらずほぼ横這いとなっています。

そして今月も先月に続き、1店の新規掲載店舗があります。

 

セガ

ハイテクセガ長岡(新潟県

ゲーメスト 1990年8月号より)

前にも述べましたが、1989年6月号(33号)から1990年10月(50号)にかけての期間は新規掲載店舗が少ない時期なのですが、セガ系店舗だけが新規掲載を増やしています。まだセガ系店舗がスコアラーにも比較的寛容だった最後の時期だったように思えます。

 

一方で今月にて掲載を終了する店舗については先月同様に大量に存在します。

 

ナムコ

プレイシティキャロットIN甲府甲府周辺集計)(山梨県

プレイシティキャロット久留米店(福岡県)

 

セガ

ハイテクセガ平岸(北海道)

 

・その他

ゲームセンターニューチャンピオン(岡山県

ニューゲームビッグ(京都府

TVプレイハウス ミッキーハウス(岡山県

アビニョン宮城県

プレイランドファンタジー宮城県

ゲームプラザサンシャイン(千葉県)

 

 「スーパーハングオンセガ/1987)」のハイスコア争いで名を馳せた「ハイテクセガ平岸」と「ゲームセンターニューチャンピオン」の両店が同時にスコア集計店から姿を消すという事態が発生しています。

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ゲーメスト 1988年5月号より)

上記のスーパーハングオン集計打ち切り(ミニライドオンタイプのみスコアラーからの申し入れで翌月から集計続行)以降、ハイテクセガ平岸はどことなくハイスコア熱がトーンダウンしてしまった感がありましたが、ハイスコア集計初回から掲載され特に目立った休載期間も存在せず、コンスタントに全国トップスコアも輩出し続けていたゲームセンターニューチャンピオンは、今号で突如と掲載を中止した形となってしまいました。

 

以下スコア欄となります。

ゲーメスト 1990年8月号より)

 

また、「ハイスコア掲載店改訂計画のお知らせ」については先月の第4弾が最後の掲載となっており、今号には特段の記載はありませんでした。

 

続いてトピック店舗です。

ゲーメスト長野県掲載店も第4回目、伊那市の「がらん3」を取り上げます。

 

ゲーメスト 1987年10月号より)

2022年9月10日撮影

 

長野県伊那市中心市街地は、飯田線伊那市駅から隣の伊那北駅の間に広がっていますが、「がらん3」は伊那北の駅前にありました。名前を見ればお分かりいただけるようにゲーメスト1990年5月号のトピック店舗にて紹介した「がらんがらん」の姉妹店となります。

 

(J.P.A.住宅詳細図 伊那市1990年より)

 

1990年の住宅地図ですが、駅前ロータリーを出て正面左手直ぐの「伊那北ビル」1階に「ガラン3」の記載が確認出来ます。

ただ住宅地図では建物正面に信号はなく、隣接して「シナノヤ・ビル」という建屋も存在しており写真の現況と一致しないのですが、現在の「伊那市道二条線」が整備された際に信号を移設かつ隣接した建屋は取り壊され、現在のように伊那北ビルの側面が露出するようになったと思われます。

1階は現在スナックとなっていますが、入口扉が沿道から少々奥まった位置にあります。スナックとして改装する際に壁と扉が設けられたのではないかと想像します。スナックになる前に使用されていたと思われる電飾看板の跡がそのままになっていますが、かつてはこの電飾に「がらん3」の文字が入っていたのかどうかが気になります。

入口の間口は狭いですが写真のように奥行は比較的深いため、そこまで狭い店舗ではなかったのではないでしょうか。

 

掲載はゲーメストからスタートしていますが、がらんがらん同様にベーマガへも遅れて掲載が開始されています。

マイコンベーシックマガジン 1989年9月号より)

 

そして掲載はゲーメストが1991年1月、ベーマガは1991年5月号までとなっており、ゲーメストの方が先に終了しています。1993年までゲーメストへの掲載を継続したがらんがらんとは対象的です。閉店時期は不明です。