ハイスコア集計店マップ(ゲーメスト1988年11月号)
ゲーメスト1988年11月号(第3巻第11号)のハイスコア集計店マップとなります。
掲載店数は95で先月比-3。新規掲載店が1店あります。
・タイトー系
(ゲーメスト 1988年11月号より)
今月から掲載されたウィルトークタイトー高崎2号店ですが、先月まで掲載されていたウィルトークタイトー高崎店が代わりに姿を消しているため実質代替となっています。
両店は距離にして300m程度となっており、なんらかの理由でスコアラーの移動が起きたものと想像されます。
高崎店はベーマガでも1988年7月号にて掲載がストップしていますが、こちらは2号店の掲載には至りませんでした。
以下スコア欄を掲載します。
【めざせハイスコア 1988年11月】
(ゲーメスト 1988年11月号より)
最後のページにて、今までに発売されたどんなゲームでも集計するという「バイオのギネス」コーナーの申請案内が掲載されています。
翌12月号まで申請方法が掲載されていましたが、確認した時点では誌面に集計結果は掲載されていませんでした。いわゆるボツ企画となっていると思われます。
保証人なしでも可だがチェックは行うという触れ込みでしたが掲載の基準や結果の評価に問題があったのかもしれません。どのくらいの申請があったんでしょうか…
トピック店舗:ビックバーン駒ケ根店/ニシザワ双葉店ナムコランド
トピック店舗へ移ります。
前回に引き続き長野県の初期ゲーメスト掲載店から、「ビックバーン駒ケ根店」及び「ニシザワ双葉店ナムコランド」の2店をピックアップします。
【ビックバーン駒ケ根店】
(ゲーメスト 1986年11月号より)
2020年3月20日撮影
【ニシザワ双葉店 ナムコランド】
(ゲーメスト 1987年1月号より)
2020年3月20日撮影
前回の「がらんがらん」に引き続き、2店とも長野県は南信地域の掲載店となります。
「ビックバーン駒ケ根店」は「がらんがらん」と同じ駒ケ根市所在。1987年の住宅地図を確認した所、ボウリング場を中心とした複合レジャー施設だったようです。
(ゼンリン住宅地図 駒ケ根市1987年より)
「ヒューマンプラザ」という建物名称になっていますが、ルーツは1972年にオープンした「駒ケ根グランドボウル」で、1984年から名称が変更になっています。
テナントリストにゲームセンターの文字は無く、「ハンバーガー ビックバーン」の表記が確認出来ますが、2階のボウリング場にゲームセンターが併設されていたと考えるのが自然と思われます。
写真を見ると「YAMAURA」の文字が確認出来ますが、ボウリング場運営もこの会社にて行われており、現在も資材管理センターとして敷地の使用は続いているようです。ボウリング場以外にもスキー場などレジャー施設の経営も行っていたようですが現在は全て撤退しているようで、同社のホームページからはその形跡を窺い知ることは出来なくなっています。
ハイスコアの掲載はゲーメスト1986年11月号の1回のみの留まりました。
一方の「ニシザワ双葉店ナムコランド」は、ナムコ系掲載店舗が一気に15店増加したゲーメスト1987年1月号が最初の掲載となっています。
こちらは伊那市の店舗となります。
場所は伊那北駅から若干北上した、丁度市街地が途切れるあたりの国道153号線が飯田線を跨ぐ陸橋の袂付近となり、現在も「ニシザワマーケットプレイス双葉店」としてスーパーの営業が続いています。
(J.P.A.住宅詳細図 伊那市1990年より)
上は1990年の住宅地図ですが、テナントは記載されておらずナムコランドの存在を確認することは出来ませんでした。ただ以前店舗前を通る国道を通過した際、別館となっている現在のコインランドリー部分にゲーム機が設置されていた光景が見えた覚えがあります。そのためナムコランドはこの別館部分で営業されており、撤退後コインランドリーになったのではないかと想定しています。
(NOURSバックナンバー No.31 2000年12月号「全国ナムコ店舗ガイド 長野・山梨編」より)
こちらのスコア掲載は1987年3月号までの2回のみとなりました。ビックバーン駒ケ根店同様掲載期間は短期に留まっていますが、ナムコPR誌「ノワーズ」バックナンバーにて2000年11月時点では営業が継続していたことが確認されています。オープンは1977年とのことでかなりの老舗だったようです。閉店時期は判明していません。
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ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1988年10月号
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1988年11月号
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