小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

私のアーケードゲーム履歴書 琉球 その3

その2より)

 

続いてゲーム進行において説明を要するギミックについて説明します。

 

1.琉球カード

オールマイティカード。ストック53枚の中に必ず1枚含まれています。

 

メダルゲームのドローポーカーにおけるJOKERと同じ効果で、カードを置いた場所の有効ライン全てで効果があります。最高得点役のファイブカードはこのカード込みでないと作成することが出来ません。

画像では左下隅が琉球カードですが、カードが含まれる縦ラインはAのフォーカード、横ラインはクラブのロイヤルストレートフラッシュ、斜めは同じくクラブのストレートフラッシュとして判定されていることが分かります。

カードは53枚中25枚しか使用しないため、琉球カードを25枚に含むことが出来るかどうかでステージクリアの可能性は大きく変わってきます。

 

2.ボーナスライン

ゲームを進めていると、画像のように有効ラインが点滅していることがあります。

このラインは「ボーナスライン」で、完成させた役は点数が2倍となります。

上記では、横ラインの上から2,3列目と、縦ラインの左から4列目が該当します。

 

その面にボーナスラインが現れているかどうかは、ラウンド最初のクリアーポイント表示の際に「ボーナスライン[×2]」の表示があることで確認出来ます。

特に高次面においては、ボーナスラインにいかに高得点の役を完成させるかがクリアの成否を左右します。

 

3.琉球おみくじ

偶数面をクリアすると、「琉球おみくじ」を引くことが出来ます。

選択するカーソルは自動で動いているので、ボタンを押してくじ16枚から決定。

開いた時の絵柄により次面から以下の特典が得られます。

 

【雀】

400点+ボーナスライン発生

 

【玄】

800点+ボーナスライン発生

 

【虎】

1200点+ボーナスライン発生

 

【鳳】

1600点+ボーナスライン発生

 

【龍】

2000点+ボーナスライン発生

 

上記5絵柄は、表示されたボーナス得点が次の面のクリアポイントから減点され、かつ1~3本のボーナスラインがランダムで発生します。

ボーナスラインについては以降2面分発生するのが基本(例:2面クリアでおみくじを引くと4面まで)ですが、ごくまれに次の偶数面でボーナスラインが発生しないことがあります。

また、引いた直後の面のボーナスライン本数は1~3本ですが、2面後においては最低2本は発生しており1本しか発生しないという状況は確認されていません。

くじを引いた時に現れる文字の内容で出現するボーナスラインの本数等は決まっているのかもしれませんが、そこまで調査するには至っていません。

 

【獅】

この絵柄だけが特殊となっており、効果は以下の3種類に分類されます。

 

・太鼓

1000点+ボーナスライン発生

この場合のみ次の面のボーナスラインは「全ラインor1ライン」となります。どちらが選択されるかはランダムのようです。

 

・シーサー(単独)

3000点+ボーナスライン発生

 

・シーサー(2匹)

6000点+ボーナスライン発生

 

シーサーは3000or6000点と高いノルマダウン効果が得られます。ボーナスライン発生条件は通常5絵柄と同様のようです。

 

 

【はずれ】

はずれ。ノルマ減点もボーナスラインも発生しません。

ボーナスラインが発生しない(しかも以降2面分)という状況はこのゲームにとっては致命的で、6面あたりまでの序盤であればリカバーが効くこともありますが、高次面で引いたらほぼ死刑宣告となります。

今のところ14面クリア時まで出現が目撃されています。16,18面クリア時に出現するのかどうかは不明。

また「はずれは最大2枚まで」と解説されていたブログがありましたが、3枚出現した状況を確認しているためその可能性は打ち消されています。

 

またコンティニューをした際におみくじを引くことが出来ます。この時は流石にはずれは出現しないようです。

 

次回からはゲームの基本的攻略法に移ります。

 

その4へ続きます)