小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年4月号

マイコンベーシックマガジン1987年4月号(第6巻第4号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店舗数は111となり、久々に114を割り込んでいます。

今月は新規掲載店はありません。

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン1987年4月号より)

 

先月は7店の掲載終了店舗が存在しましたが、今月は更に増加し11店もの掲載終了が確認されています。今回で、最初期の84年から掲載が続いていた店舗のうち掲載が不定期気味だった場所がかなり姿を消しました。

 

以下リストアップします。

・澄川キャロットハウス(北海道)

・プレイシティキャロット椎名町店(東京都)

・ビデオインイセザキ(神奈川県)

・アポロゲームセンター(大阪府

・ファンファクトリー高田馬場(東京都)

・GAME SPOT 21国分寺店(東京都)

・プレイランド赤い風船(神奈川県)

ダイエーレジャーランド金沢店(石川県)

・ゲームセンタープラザ114(北海道)

・ゲームセンタートロン(東京都)

・旭サービス都城店6Fプレイランド(宮崎県)

 

上記以外にも「函館キャロットハウス(北海道)」「タイトピア木屋町愛媛県)」が一旦姿を消しますが、後年に掲載が復活することが確認されています。

 

トピック店舗へ移ります。

前回の金沢店に引き続き、初期の北陸地方ダイエー系店舗から「ダイエーレジャーランド高岡店」を取り上げます。

 

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年9月号より)

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2021年7月22日撮影

 

富山県初のハイスコア掲載店となります。富山県第二の都市、高岡市は市街地が高岡駅の北側に位置しますが、反対の駅南側最大の商業施設としてダイエー高岡店が1976年にオープン。北陸初のダイエー店舗でもありました。

 

1999年にダイエーは撤退、建物はパチンコ店となりましたがそちらも2016年に閉店。

再開発計画で建屋は取り壊されたものの、北陸新幹線高岡駅を経由せず近隣に新高岡駅が新たに造られた影響もあって高岡駅付近の地盤沈下が激しいため計画は進まず、写真のように更地のまま広大な駐車場となってしまっています。

 

1988年の住宅地図では、高岡駅南側最大の商業施設としてその威容を確認することが出来ます。

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ゼンリン住宅地図 高岡市1988年より)

 

当時の総合スーパーとしては珍しく駅前に関わらず大型の駐車場を有し、また建屋も2階までとなっており、現在の郊外型ショッピングセンターに近い構造だったようです。

ダイエーレジャーランドは2階に存在が確認出来ます。

 

まだ建屋が取り壊される前を記録したブログを発見しました。

ameblo.jp

 

ハイスコアの掲載は同じく北陸のダイエーレジャーランド金沢店から遅れることひと月の1984年8月から。金沢店の掲載終了後も継続したものの1987年12月を最後に姿を消しています。

web-tampa.officialblog.jp

上記1984年9月号のスコアネーム欄にある、高岡を拠点としていたゲームサークル「Tampa」のブログから、当時の店舗状況を垣間見ることが出来ます。ほぼ同時期にスコアの掲載がスタートしたDLL金沢店との関係にも触れられています。スコア掲載が開始される前の80年台前半が店舗の黄金期だったのかもしれません。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年3月号

【2021年10月スコア欄追加及び一部追記修正】

今回はゲーメスト1987年3月号(通算第6号)のハイスコア集計店マップです。

2か月毎だった発行はこの号で最後となり、以後は毎月の発行へと移行します。

 

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年3月号より ZBL-らじあめ氏のブログ「ゲームとハイスコアとスコアラーのブログ」より許可を得て転載)

 

この号ではメーカー系店舗に集計店数の変化は無く、メーカー系以外の店舗が増加して総数は70店となりました。

地域的には、山形県鶴岡市)、岩手県大槌町)、奈良県大和高田市)、鳥取県米子市)が初登場しますが、どれも県庁所在地ではないというところが共通項。また元々集計店数が多い岡山県がさらに3店新規が増えて7店の履歴となっています。スコア集計を実施することで客の奪い合いでもあったのかと思える程です。

 

さて、地図上のマーク色に設けているルールがある程度固まったため、以下に記載します。

 

ゲーメスト

ナムコ系:194,94,21

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(所在地不確定:255,82,82)

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セガ系:2,136,209

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(所在地不確定:124,179,66)

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タイトー系:26,35,126

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(所在地不確定:57,73,171)

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その他:9,113,56

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(所在地不確定:255,214,0)

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【ベーシックマガジン】

ナムコ系:136,14,79

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(所在地不確定:165,39,20)

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セガ系:0,151,167

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(所在地不確定:85,139,47)

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タイトー系:103,58,183

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(所在地不確定:156,39,176)

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その他:0,96,100

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(所在地不確定:15,157,88)

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所在地不確定店舗は、住所が不完全、もしくは入力してもピンポイントで位置が特定出来ない店です。

これらはある程度推定で場所をプロットしているため、もし正確な位置を御存知であれば情報提供を頂けると幸いです。

また、場所が特定されている店舗でも実際の位置と異なっている、この店舗は実際はメーカー系の店舗である等、記載事項の誤りがあればご指摘を頂きたく存じます。

 

精度向上のために皆様のご協力をお願い申し上げます。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年3月号

マイコンベーシックマガジン1987年3月号(第6巻第3号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

今月も上限の114店を維持、これで5か月連続となりました。集計店舗数においては1986~1987年前半が最も充実していた時期ではないかと思われます。

新規掲載店も以下確認されています。

 

・その他

ゲームハウスファンタジア(福井県

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マイコンベーシックマガジン1987年3月号より)

 

福井市内では、「バンダナ元町店」に続く2件目の集計店となりましたが、こちらは今号のみの単発掲載となっています。

福井市中心部からは離れており近隣に駅や学校も立地していないため、どのような経緯でこのお店が集計店となりプレイヤーが集まっていたのかは興味がある所です。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン1987年3月号より)

 

今月の掲載を最後に姿を消す店舗が、今回単発掲載となった上記の「ゲームハウスファンタジア」以外に6店存在するのですが、「山形キャロットハウス」「プレイシティキャロット道頓堀店」とナムコオリジナル26店から2店が掲載店から離脱しています。

また、茨城県水戸市の「サントピアナムコランド」も今号が最後の掲載。水戸市は県庁所在地にありながら、以後スコア掲載店はゲーメスト2部まで現れなかったと記憶しています。

 

メーカー系列以外の店舗では、先月沙羅曼蛇の1,000万点寸前のスコアが掲載され話題となった千葉県我孫子市の「ゲームセンターPit Inn」の掲載が終了。同じく千葉市の「セントラルゲーム・ラッキー」も掲載ストップし、一時的に千葉県からベーマガ掲載店が消滅することとなります。反面ゲーメストへの掲載店は千葉は非常に多かったのですが。

 

トピック店舗へ移ります。

先月に続き金沢市の掲載店から「ダイエーレジャーランド金沢店」をピックアップします。

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年7月号より)

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2021年7月23日撮影

 

現在はイオングループとなっているダイエーですが、かつては総合スーパー業界トップに君臨し、自社系列で「ダイエーレジャーランド」というアミューズメント施設を主にダイエー店内にて展開していました。

ハイスコアも数店が掲載された履歴がありますが、その第1号が今回取り上げた「ダイエーレジャーランド金沢店」となります。

 

金沢市中心市街地である武蔵交差点に面しており、道を挟んで向かいは有名な近江町市場。立地は申し分なく、当時のダイエーの出店力を物語ります。当時の住宅地図ではビルの6階までダイエーが使用していますが、フロアのどこに店舗があったのかは窺い知ることは出来ませんでした。

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ゼンリン住宅地図 金沢市北部1989年より)

www.kanazawabiyori.com

ダイエーが存在していた時と現在の同位置の比較写真を掲載したブログがありましたので転載します。2005年まで施設は存続していたようです。現在は「かなざわはこまち」というこちらも商業施設ですが、テナント集合ビルの様相となっています。

 

ナムコ系以外で13店の新規掲載を数えた1984年7月号のスーパーソフトマガジン別冊にて初めて店舗欄が登場しました。既にビッグキャロット金沢店が近隣店として掲載されており、距離も近いことからプレイヤーもかなり共通していたようです。同期店が次々と姿を消す中で掲載が続けられたものの、今回記事の翌月である1987年4月号が最後の掲載となっています。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年2月号

マイコンベーシックマガジン1987年2月号(第6巻第2号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

今月も店舗数は114が維持されています。新規店も1軒確認されています。

 

・その他

アスター膳所店(滋賀県

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マイコンベーシックマガジン1987年2月号より)

 

ベーシックマガジンにおいては滋賀県第一号の掲載店舗となりますが、ゲーメストへは1987年1月号に既に掲載が開始されているため、誌面に店舗名が登場したのはゲーメストよりも僅かに後になっています。

 

以下スコア欄となります。

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(画像はマイコンベーシックマガジン1987年2月号より)

 

今月のトップタイトルであるコナミ沙羅曼蛇のスコアは、ゲーメストライターとして当時既にご活躍のSPY大和氏のものですが、名古屋の一介のプレイヤーだった自分の周囲でも「1,000万寸前でゲームオーバー」とという話題が伝わっていました。当時のハイスコアの影響力を物語るエピソードの一つと言えるのではないかと思います。

 

続いてトピック店舗となります。

東京都内の80年台キャロット系掲載店舗紹介を一通り終えたため、舞台を北陸地域へ移します。80年台の北陸の代表店「ビッグキャロット金沢店→プレイシティキャロット金沢店」を取り上げます。

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年1月号より)

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2021年7月23日撮影

 

ベーシックマガジンのオリジナル26店に名を連ねている店舗です。

北陸新幹線の金沢開通で駅付近も大分発展したとはいえ、元城下町である金沢の中心街は金沢駅から少々離れた国道157号沿いに展開する「武蔵が辻~香林坊~片町」のエリアであり、キャロットは香林坊交差点の付近に店舗を構えていました。

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ゼンリン住宅地図 金沢市北部1989年より)

店舗は写真のビル1階が跡地となります。当時の住宅地図でも所在を確認、2階にある喫茶店の名称も一致しています。ビルは現在も健在ですが、1階部分はシャッターが降りたままとなっており、2階の喫茶店も営業しているような雰囲気には見えません。

当時の地図では店舗の正面にあったホテルは再開発され、現在東急ハンズが入居しています。

 

www.beep-shop.com

北陸地域最初の誌面掲載店であり、80年台後半までは地域のゲーマーに大いに支持されていたようです。当時の店舗情報はネット上にはあまり存在していないのですが、元タイトーで数々のアーケードゲーム開発に携わったぱぱら快刀氏は金沢が地元でこちらに通われていたようで、上記記事内から当時の店舗の雰囲気を感じることが出来ます。

 

80年台の北陸地域を代表する店舗だったにも関わらずスコアの掲載はベーマガのみに留まり、ゲーメストへの掲載はされませんでした。確認した時点では1989年9月号が最後の誌面掲載となっています。中心街に複数のゲームセンターが展開されていた影響もあってか、90年以降は近隣のハイテクセガ金沢店やウィルトークタイトー金沢店が掲載店となってスコアラ―もそちらへ流れて行ったようです。閉店時期は不明です。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年1月号

【2021年9月スコア欄追加及び一部追記修正】

前回からさらに2か月後、1987年1月号(通算第5号)における掲載店マップです。

 

創刊から1年近くを経過し、雑誌の認知度の向上及び掲載店舗の募集が実ってきたのか、この号で掲載店は前回の45店から一気に65店まで増加します。

 

以下、スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年1月号より ZBL-らじあめ氏のブログ「ゲームとハイスコアとスコアラーのブログ」より許可を得て転載)

 

メーカー店舗別では、ナムコ系店舗が9店から一気に20店まで増加しました。3店のセガ、4店のタイトーは前月から変化無く、これまでベーシックマガジンで集計を実施しているナムコ系店舗が、プレイヤーサイドの要望もあったのでしょうがゲーメストへも対象を広げてきたと言えます。

当時全盛期で、スコア集計当初から掲載していたプレイシティキャロット巣鴨店に加え、仙台や京都といった「地方の名門」がこの号から徐々に登場します。

 

メーカー系以外では9店増加し、数的には各都道府県1店以上の集計店舗数が確保されましたが、この号の時点で、

秋田、山形、群馬、新潟、富山、福井、岐阜、奈良、和歌山、兵庫、鳥取、島根、徳島、高知、熊本、沖縄の16県にまだ1店も履歴がありません。また静岡、三重、香川、広島及び鹿児島は履歴はあるもののこの号では掲載店が無いため、実質21県に集計店が存在しない状況。

一方では札幌市内だけで5店、千葉県は市川から千葉までの総武線沿線だけで6店、岡山市倉敷市で4店と偏在している地域もあり、最初から募集に応じた店舗を振るいに掛けることが出来ない事情もあるのでしょうがバランスが悪い面があります。

まあ追ってベーマガ掲載店をオーバーレイすると地域実情は違うと思いますが、特に創刊直後のゲーメストハイスコア集計がベーシックマガジンよりも軽視される傾向にあったのは「店舗の偏在」にその一因があったことは否定できないと思われます。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年1月号

マイコンベーシックマガジン1987年1月号(第6巻第1号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

今月も店舗数は114と上限を維持。1件の新規掲載があります。

 

タイトー

ウィルトークタイトー群馬県

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(画像はマイコンベーシックマガジン1987年1月号より)

 

群馬県高崎市は、ベーマガオリジナル26店で「高崎キャロットハウス」が掲載店として登場以降、脈々と集計店が受け継がれて来た地域です。

高崎キャロットは1985年1月(この号は休載表示のためスコアが掲載されたのは1984年10月が最後)で姿を消しますが、その後は「ゲームシティジル」が登場し、ここが先月1986年12月を最後に掲載が止まると、今号から「ウィルトークタイトー」に引き継がれます。そしてこの後も複数の店舗で掲載店の歴史が刻まれて行くことになります。

 

以下スコア欄となります。

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(画像はマイコンベーシックマガジン1987年1月号より)

 

先月にナムコ系店舗の掲載終了について記載しましたが、それ以外では先程紹介した高崎市の「ゲームシティジル」と、和歌山県田辺市の「オートスナック・パーク」が掲載を終了しています。和歌山県紀伊半島所在の集計店は非常に貴重なのですが、掲載は1年も続きませんでした。今月で姿を消す店舗はありません。

 

また、今月は「年間集計」としてゲームタイトル別に集計欄への登場回数がまとめられています。

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マイコンベーシックマガジン1987年1月号より)

 

スコア掲載回数のカウントのため、単純にゲームの人気と比較は出来ないとは思われますが、それでも上位5タイトルは当時を知る人間としてある程度納得できるラインナップではないでしょうか。

 

象徴的なのはトップ5にナムコの文字が無いこと。

掲載店舗の約半数を占めているため、自社タイトルをスコア欄に掲載するのに最も有利なはずなのですが、7位にようやくスカイキッドが入り、ベスト20まで広げてもあとは13位のトイポップしかありません。

ヒットタイトルの源平討魔伝が年後半の登場だったり、スコアのないリターンオブイシターが対象にならない等の理由はありますが、それを差し置いても1986年という年はナムコソフトパワーの低下を物語る結果となっています。

 

続いてトピック店舗となります。

「プレイシティキャロット早稲田店」をピックアップします。

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年9月号より)

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2021年9月4日撮影

 

早大最寄りの学生街と言えば高田馬場が連想されますが、早大の校舎は高田馬場駅から15分程度歩いた西早稲田にあり、東西線早稲田駅都電荒川線の早稲田停留所が最寄になります。早稲田停留所の方が大学には近く、停留所付近にも商店が軒を連ねており、その中に存在していました。山手線の内側にある駅が最寄のキャロットは実はここだけという事実があります。

 

過去のゲームマシン誌に、営業当時の写真と地図がありましたので転載します。

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(いずれもゲームマシンアーカイブ、1986年11月1日号より)

 

また、当時の住宅地図でも場所に相違がないことが確認されています。

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ゼンリン住宅地図 新宿区1985年より)

 

交通の便が都内にしては悪いこともあり、近隣であるゲームブティック高田馬場と比較するとスコアラー御用達店舗としての知名度は劣りますが、ある著名なスコアラーが最初にここを拠点としていた影響か、80年台後半~90年台頭に掛けて多数のハイスコアが生まれた歴史があります。

 

最後のスコア掲載は1993年7月。都内のキャロットでは掲載が長続きした店舗になります。主要駅や道路に面していない店舗立地条件や、場所柄学生がメイン客層となる状況もあり、スコア掲載終了後は対戦格闘系のゲームが主体となっていたようで、ゲーム大会の形式においてこちらが発祥による「早稲田式」という言葉を残しているようです。

www.4gamer.net

早稲田式という言葉の参考資料。対戦格闘ゲームは疎いため全くもって詳細は分かりません。

こちらも2000年時点では存続しており、当時の写真がナムコ広報誌に掲載されています。

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(NOURSバックナンバー No.29 2000年8月号「全国ナムコ店舗ガイド 東京編」より) 

こちら早稲田店の紹介で、80年台に東京都内でスコア掲載されていたキャロットは1店をを除いて網羅しました。残った1店とは「プレイシティキャロット巣鴨店」。

 

巣鴨店はトピックで取り上げるレベルではとても収まらない店舗ですので、別の機会に改めて単独でまとめたいと思います。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1986年12月号

マイコンベーシックマガジン1986年12月号(第5巻第12号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は114で、先月に続いて上限を維持。

新規掲載は2店確認されています。

 

ナムコ

ナムコランド浜松西店(静岡県

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・その他

ゲームセンターペガサス(埼玉県)

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(画像はマイコンベーシックマガジン1986年12月号より)

 

ナムコが主にショッピングセンター内に出店していた「ナムコランド」ブランドからは浜松西店は3店目の掲載となりましたが、この号の単発となっています。

かつてナムコがスポンサーだった「斎藤洋美のラジオはアメリカン」の公開収録が行われた店舗で、その時愛知県在住だったため出向いたのですが、当時既にスコア集計は行なわれていなかったような気がします。施設は現在もイオン浜松西店として営業が続いていますが、ナムコは既に撤退をしていました。

 

そして埼玉県は春日部市の「ゲームセンターペガサス」ですが、現在の居住地であるさいたま市からも比較的近いため30年位前に一度訪問しています。旧市街地の細い路地を入った場所にあった駄菓子屋系ゲームセンターだったと記憶しています。

 

以下スコア欄となります。

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(画像はマイコンベーシックマガジン1986年12月号より)

 

今月のスコア欄のトップタイトルは「源平討魔伝」。

色々と意見はあることは承知していますが、ナムコにとってターニングポイントと言われているゲームの一つです。それが影響したのかは定かではありませんが、今号で60店を数えたナムコ系掲載店舗は、以後徐々に減少傾向に転じます。(最大は1986年3月号の61店)

今号も前述した単発掲載の「ナムコランド浜松西」に加え、「プレイシティキャロットガムガム→プレイシティガムガム」が掲載を終了。また「プレイシティキャロットなんば店」も今号以後は1987年8月号に一度掲載されるのみで、定期的にスコアが掲載されたのは実質最後となっています。先月の「プレイシティキャロット第4ビル」に続いて関西の掲載終了店舗が目立っています。

 

トピック店舗へ移ります。

東京都内のキャロット系では貴重な山手線東側の店舗である「プレイシティキャロット田町店」をピックアップします。

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マイコンベーシックマガジン1986年3月号より)

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2021年8月23日撮影

 

JR田町駅から駅前の第一京浜を渡るペデストリアンデッキを降りた目の前、写真のビルの1階が該当場所になります。

当時の住宅地図ではビル内テナント詳細まで記載されていませんが、場所はこちらで間違いないと思われます。

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ゼンリン住宅地図 港区1988年より)

田町(三田)と言えば慶大や東工大のキャンパスがあり学生街の一面がありますが、周囲はオフィスが圧倒的に多く、どちらかと言えばサラリーマンが主客層になりそうな周囲環境です。その点では繁華街や学生街の立地が多い東京都西側の店舗と比べて、同じく東側オフィス街に位置する新橋キャロットが雰囲気的に近いような気がします。

 

スコアの掲載開始は80年台に東京都内に立地していたキャロット系店舗では最も後発の1986年3月。オープンがこれより前だったかは確認が取れていませんが、キャロットとしては新しい部類に入るのではないかと思います。

そして確認出来た最後の掲載は1991年9月。こちらも90年台初頭に掲載店から姿を消しました。立地は良いため営業は続いており、こちらも2000年のナムコ店舗ガイドに写真が掲載されています。

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(NOURSバックナンバー No.29 2000年8月号「全国ナムコ店舗ガイド 東京編」より) 

キャロットは2000年台中頃には撤退していましたが、その場所に居抜きで「プレイマックス」というゲームセンターが営業を続けていました。

そのプレイマックスも2015年11月25日で閉店。現在田町駅付近からゲームセンターは全て消失していると思われます。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1986年11月号

【2021年9月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメストが初めてハイスコア集計欄を掲載した1986年9月号の次号、1986年11月号(通算第4号)について入力してみました。

35店から46店へ掲載店が拡大しています。

特に9月号は1店しかなかった九州地域が、11月号は7店と数を伸ばしています。

また、特にロケーションを広く展開していたナムコセガタイトーの3社についてはメーカー別に店舗を記載していますが、

1986年9月→11月

ナムコ:8店→10店 セガ:3店→3店 タイトー:1店→4店という推移。

この時期ナムコは既にベーシックマガジンに多数店舗を掲載している時期のため、ゲーメストへの掲載は各店の裁量だったのでしょうか。

セガタイトーは、元々ベーマガのチャレンジハイスコアが電波新聞社ナムコのタッグで始められたようなもののためベーマガにも掲載店は少なかったのですが、ゲーメストだからといって積極的に集計店を展開するとはなりませんでした。

 

また、掲載店舗数は増加したものの、既に2回目集計にて掲載が無い店舗が5店あります。申請忘れ等で抜けてしまい次回集計以降にて掲載が復活する店舗もありますが、「掲載してみたものの思ったような効果が出ない」「手間が増えるだけ」などという理由で即掲載を中止する店舗もあったようです。

 

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1986年11月号より ZBL-らじあめ氏のブログ「ゲームとハイスコアとスコアラーのブログ」より許可を得て転載)

 

店舗写真から当時の賑わいと時代を感じることが出来ます。

この頃のゲーメストはまだ2か月に1回しか発行していなかった時期のため、次回は1987年1月号となります。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1986年11月号

マイコンベーシックマガジン1986年11月号(第5巻第11号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店数は3か月振りに上限の114店へ戻しました。

新規掲載店は3件あります。

 

ナムコ

秋田キャロットハウス(秋田県

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・その他

ゲームセンターヤマト(長野県)

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ヤングパレスゲームセンター(沖縄県

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(画像はマイコンベーシックマガジン1986年11月号より)

 

ナムコ系店舗は4月号の西野、水戸、上福岡以来久し振りの店舗追加となりました。同時に秋田県最初のハイスコア集計店登録となっています。

そして初めてと言えば遂に沖縄県に集計店が登場。これでこれまでのベーマガ誌上で1軒も掲載店の履歴が無い県は6県となりました。(福島、奈良、鳥取、島根、山口、徳島)

 

以下スコア欄となります。

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(画像はマイコンベーシックマガジン1986年11月号より)

 

今月で集計店から姿を消す店舗に、大阪駅前の「プレイシティキャロット第4ビル店」があります。

店舗は2008年まで営業していたようですが、スコア掲載は思いのほか早く終了していました。大阪駅前ビル群には当時セガ系の「ロイヤル」2店もスコアを掲載していましたがいずれも1年程度で姿を消しており、以後ゲームセンターがひしめき合っていた第1~第4ビル内では、ゲーメスト2部でキャロットの掲載が復活するまでハイスコア集計店は誕生していません。サラリーマンが主体のオフィス街店舗では集客策としてスコア集計を行う意義が乏しかったのかもしれません。

 

続いてトピック店舗です。

五反田のランドマーク、TOCビル内にあった「ビッグキャロットTOC店→プレイシティキャロットTOC店」を取り上げます。

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マイコンベーシックマガジン1985年3月号より)

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2021年8月23日撮影

 

山手線五反田駅から第二京浜国道1号)を歩くこと10分程度の場所に、卸売業者が集まった施設である東京卸売センター(TOC)ビルがあります。

このTOCビルの地下1階には飲食店や小売業者が集積しているのですが、その中にゲームセンターとしてナムコのキャロットが存在していました。 

 

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ゼンリン住宅地図 品川区1987年より)

ベーシックマガジンへの掲載開始は当時の東京都内のキャロットにしては後発の1985年3月。オープンは1973年とのことでインベーダーブームよりも遥か前となり非常に歴史ある店舗なのですが、卸売業者専門のビル内という特殊な環境のためか、五反田に本社を構える電波新聞社から最も近い場所であったにも関わらず、チャレンジハイスコアのスタートからハイスコア集計店として登録されるまでに1年以上を要していました。

 

スコアの掲載は1993年5月号が確認された時点では最後となります。

当初は東京の特に城南地区のスコアラーに支持を得ていたようですが、90年台に入る頃に徐々に勢いが落ち、最後は寂しいスコア欄となっていたのは東京周辺の他のキャロットと同様でした。

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(NOURSバックナンバー No.29 2000年8月号「全国ナムコ店舗ガイド 東京編」より) 

こちらもスコア掲載終了後も営業は継続しており、2000年のナムコ店舗ガイドにも掲載されています。この時点で30年近く営業が続いていたことになります。

 

私は勤務先の都合で2013~2014年の1年程度TOCに通勤していた時期があるのですが、その際にはキャロットは既に撤退していたものの地下1階にゲームコーナーが営業しており、ミスタードリラーのホリススムの装飾が施してあったことからキャロット撤退後に居抜きで別の業者が営業を続けていたようです。

結局その居抜き店舗も2014年頃には閉店し、シャッターが降りたままとなっていました。末期はプライズ機とパチスロ機程度しか設置されていなかったと思います。

www.interior-plus.jp

2013年当時のTOC地下1階テナント案内図が映ったサイトがありました。

キャロットの位置に「ゲームファンタジー」という店舗の存在が確認出来ます。

現在は文具店となっていますが、ゲームファンタジー閉店後に新たにテナントとしてこの場所へ入居したのではないかと思われます。

 

そしてTOCビルそのものも1970年の竣工から既に50年以上を経過し、かねてから耐震性に問題があることを指摘されていましたが、2023年に解体され、2027年に新TOCビルとして竣工することが決定したようです。ニュー新橋ビル共々、古くからの地域のランドマークも着々と再開発が進行し、この建物を拝める時間もあと2年程度に迫っています。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1986年10月号

マイコンベーシックマガジン1986年10月号(第5巻第10号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店舗数は111店と先月と比較して3店の回復。新規掲載が1店あります。

 

セガ

ビデオインセガ万代店(新潟県

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(画像はマイコンベーシックマガジン1986年10月号より)

 

何故かスコアラー欄にネームが全く掲載されていません。

並行してハイスコアの掲載が始まったゲーメストにおいては、1987年6月号から「ハイテクセガ万代」としてエントリーされますが、ベーマガには半年以上早いタイミングで登場していました。しかし初掲載はこの単発に留まり、以降1988年末に再登場するまで2年以上の空白期間が生じています。

 

以下スコア欄となります。

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(画像はいずれもマイコンベーシックマガジン1986年10月号より)

 

今月で掲載店から姿を消した店舗が「ゲームセンターセントラル鷹の台店」。

1984年7月号にてナムコ系以外の店舗がまとまって13件登録されましたが、その中の一つです。

初期に掲載されたナムコ系以外の店舗はハイスコア欄からの撤退が早く、いわば「同期」である13店のうちまだ掲載が続いている店舗は既に4店しかありません。

また、「セントラル」という店名は、現在も営業が続いている「ゲームプラザセントラル(八王子及び浦安)」を連想させますが、この鷹の台店も系列だったのか気になります。

 

トピック店舗へ移ります。

烏山、経堂と合わせて世田谷区に計3件存在したキャロット系店舗の一つ「プレイシティキャロット駒沢店」をピックアップします。

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年3月号より)

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2021年8月23日撮影

オープンは1982年とのことで比較的古い店舗ですが、ベーマガオリジナルの26店には名を連ねず、1984年3月号が最初の掲載となっています。東急田園都市線(当時は新玉川線駒沢大学駅直ぐ近くの交差点角地に面しており、学生の多い場所でもあることから立地は抜群だったと思われます。

 

写真の「第二山国ビル」1階が該当場所となります。恐らく現在のauの場所で間違いないと思いますが、30年前位に一度行った時の記憶と現状が全く一致しません。角地にあったような覚えはないのですが、ビル名も住所も一致しているため人間の記憶など曖昧なものだと痛感しています。

 

当時の住宅地図においても、この場所で間違いないことが確認されています。

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ゼンリン住宅地図 世田谷区1985年より)

 

誌面掲載は確認している時点では1992年9月号が最後となっています。

同じ世田谷区内のキャロット掲載終了は烏山が1991年10月、経堂が1992年11月のため、対戦格闘ブームの到来に伴うスコア掲載終了という類似した傾向となっています。

 

しかし駒沢店も立地が良かったためか、店舗の営業は暫く継続しました。

烏山、経堂に加え、駒沢も2000年のナムコ広報誌内に当時の写真が掲載されています。

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(NOURSバックナンバー No.29 2000年8月号「全国ナムコ店舗ガイド 東京編」より) 
こちらも20年近くに渡り営業が続いた店舗だったようです。閉店時期は不明です。