ハイスコア集計店マップ(ゲーメスト1994年8月30日、9月15日号)
ゲーメスト1994年8月30日、9月15日号(第9巻第20号)のハイスコア集計店マップとなります。
掲載店総数は78で先月比-3となります。
7月15日号以来の新規掲載店が1軒あります。
・その他
サーカスワールド小山店(栃木県)

(ゲーメスト 1994年8月30日、9月15日号より)
栃木県小山市の掲載店は、1987~89年に掛けて小山駅前に「ゲームランド小山」が存在しましたが約4年半ぶりに掲載店が復活します。
今度は駅前ではなく、住所の通り「小山ゆうえんち」に隣接した場所。
小山ゆうえんちと言えば関東圏在住の方々はテレビCMが頭をよぎるのではないでしょうか。
2026年現在跡地はショッピングモールになっていますが、遊園地のランドマークであったメリーゴーランドが敷地内に残されています。
以下スコア欄を掲載します。
【めざせハイスコア 1994年8月30日、9月15日号】










(ゲーメスト 1994年8月30日、9月15日号より)
80年台後半に「テトリス」の大ヒットで落ちものパズルゲームというジャンルが確立しますが、1992年にアーケード版の「ぷよぷよ」が登場しヒットすると、追従する形で再びパズルゲームが多数リリースされる時期が訪れます。
今号の「君こそゲーメスト」欄のトップを飾る「ぐるりん」「古今東西干支物語」はその流れで登場したタイトルですが、対戦格闘ブームの恩恵を受けていないメーカーが数合わせ的に発売したという印象で、一部を除いて流通度も低いレアなタイトルとなってしまった感はありました。
トピック店舗:ダイエーレジャーランド郡山店
トピック店舗は場所を福島県へと移します。
まずは福島で最も全国的に名前が知られた集計店と思われる「ダイエーレジャーランド郡山店」をピックアップします。

(ゲーメスト 1986年9月号より)








2026年8月12日撮影
福島県郡山市は県庁所在地ではないものの、2026年時点で県内市町村では最大の人口を誇ります。中心市街地はJR郡山駅前に展開されており、かつては多数の大型商業施設が存在していましたが郊外化に伴い撤退が相次ぎました。
「ダイエー郡山店」も撤退した商業施設のひとつですが、そのダイエー館内で営業されていたアミューズメント施設が「ダイエーレジャーランド郡山店」です。


(ゼンリン住宅地図 郡山市1988年より)
住宅地図は1988年です。
本館(9階建て)と別館(4階建て)にて構成されていたようですが、住宅地図には本館の外部テナント一覧しか記載がなく、その中にゲームコーナーを想起させるものはありませんでした。
そのため、本館または別館のどちらに店舗が存在したのかは要追跡となっています。情報をお持ちの方は是非ともお寄せ下さい。

(ゲーメスト 1987年3月号より)
こちらの店舗には仙台市の「プレイシティキャロット仙台店」と並んでハイスコア黎明期における東北地方の雄というイメージを持たれている方も多いのではないかと思います。
セガの体感ゲーム「アウトラン」はあまりにも有名なタイトルですが、ハイスコア(タイムアタック)争いで全国のプレイヤーに多大な衝撃を与えた裏技「ギアガチャ」が普及したきっかけとなるお店と言われており、その影響の大きさから全国のハイスコアラーにこの店舗名が広く知られることとなりました。
ゲーメスト1987年3月号からアウトランのハイスコアがタイムで集計されるのですが、この時の全国トップが4’47’’50だったのに対し、郡山のタイムは上記店舗欄の備考欄にある4’46’’71のため見落とされています。以降の誌面上でこの点に関して訂正や謝罪はなく、まだ創刊後間もないゲーメストの影響力がベーマガ程強くなかったこともあってあまり騒がれていたような記憶はありません。(実際のところは違っていたのかもしれませんが…)

(マイコンベーシックマガジン 1987年5月号より)
また当初こちらはゲーメストのみの掲載であり、個人申請という手段を持たなかったベーマガには郡山市内や近隣にも他の掲載店が存在しなかったことも影響したのか、ベーマガにも1987年5月号から掲載開始されダブル掲載店となります。この頃がハイスコア的には店舗の黄金期だったのでしょう。
最早ショッピングセンター内のゲームコーナーでハイスコア狙いはおろかビデオゲームすら設置が無い店舗が殆どとなりましたが、特にゲームセンターの数がそれほど多くない地域にとってショッピングセンターのゲームコーナーが地域ゲーマーの拠点となる例が80年台までは比較的多数存在しており、当時ダイエー内で運営されていたダイエーレジャーランド系列の店舗でもハイスコアを誌面に掲載するお店が複数見られました。
しかし80年台も末になるとゲームマニアを囲い込むことの弊害がむしろ目立つようになってしまい、ショッピングセンター内のハイスコア集計店が徐々に減少する中、こちらもベーマガが1989年5月号、ゲーメストは追って10月号にて掲載が終了しています。3年程度の掲載期間に留まりましたがゲーメスト全国トップ数である☆は21を数え、80年台の☆給付数が少なかった時代に確かな足跡を残した集計店でした。
集計中止の経緯は不明なのですが、1989年に元々のダイエー郡山店からディスカウントストア形態である「トポス郡山店」に業態変換をしている履歴があるため、それに合わせてゲームコーナーが閉店したという可能性が考えられます。
ただトポスへ業態変換したものの営業は長続きせず、5年後の1994年に施設全体が閉鎖、その後20年に渡り建物は放置されていましたが2011年の震災の影響で別館が半壊状態となり2013年にまず別館が解体、残った本館も2015年から解体が行われ、現在は写真のように全て更地となり駐車場と化しています。リンクは2012年時点で撮影された解体前の建物外観です。
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ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1994年8月15日号
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1994年8月号
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