小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年11月号

【2021年12月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメスト1987年11月号(通算第14号)のハイスコア集計店マップとなります。

掲載店総数は107で10月号と変化なし。この後当面は小規模な掲載店の入れ替えが続く状態となるため、100店という数字が一つの掲載店数上限の目安になっていたように思われます。

その数字が果たして適切だったのか?と今になって思える部分も正直有ります。掲載希望店舗はかなり多かったという話を聞き及んだことがあり、実際に追ってゲーメストが月2回の発行になった際に、「めざせハイスコア!2」として実質2部組織のような形態で掲載店舗を増やした経緯もあります。

「集計作業が大変だった」という事情はあるでしょうが、100店=都道府県当たり約2店と考えるとあまりにも少ないため、更に掲載店を増やす方向にシフトして「身近に集計店が存在する」状況を作った方が後々良かったのではないか、と思わずにはいられないのです。

 

さて今号の新規掲載店舗は1店のみ。

・その他

アミューズメントマリオ(岡山県

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ゲーメスト 1987年11月号より)

またしても岡山で店舗数増加。岡山県の店舗がこの号だけで7店(過去に掲載された店舗まで含めると10店)掲載されており、またこの号で丁度岡山と倉敷の店舗特集記事を組んでいることから、掲載店舗選定に何か作為的な部分さえ感じられてしまいます。 

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ゲーメスト 1987年11月号より)

ちなみに今回から掲載の「アミューズメントマリオ」はコーナー最終頁に記事があります。

しかし岡山の特集なのに、当時岡山市内集計店だった「TVプレイハウス ミッキーハウス」は取り上げていない謎。取材拒否されたのかもしれませんが。ハイスコア集計店マップの場所が正確なのか今一つ確信が持てないので、位置が分かる資料になれば有難かったのですがね…

 

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年11月号より)

今回トピック店舗はお休みします。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年11月号

マイコンベーシックマガジン1987年11月号(第6巻第11号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

今月の新規掲載はありません。

総数は104となり前月比+2となっています。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン 1987年11月号より)

 

チャレハイ通信の川沿キャロット(北海道)の欄に、「毎週水曜日カレーの日200円」の記載があります。現在と物価水準が異なるとは言え安い!反面ゲームプレイ代金は当時の100円から基本変化がないため、ゲームセンターの経営が苦しくなるのは道理と言えます。

しかしこの川沿キャロットは今月をもってスコア欄から姿を消してしまうのでありました。1987年6月に先に姿を消していた「プレイランド赤い風車」同様、どちらかと言えばドライブイン的な店舗だったためスコアラーが定着しなかったのでしょうか。

 

トピック店舗へ移ります。

今回は、チャレンジハイスコア欄で初めてメーカー系以外の掲載店となった、東京都の「ゲームコーナーニューオリンピア」「ゲームセンターフェニックス」の2店を取り上げます。

 

・ゲームコーナーニューオリンピア

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年6月号より)

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2021年11月13日撮影

・ゲームセンターフェニックス

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年6月号より)

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2021年10月23日撮影

 

共に1984年6月号にて、メーカー系列店以外で初めての掲載となった店舗です。

1984年5月号にて以下掲載の告知がされています。

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年5月号より)

 

両店とも東京23区内で、かつ武蔵小山堀切菖蒲園という山手線から少々外れた郊外の私鉄沿線の駅付近に立地している点が共通しています。

 

当時はまだインベーダーブームの残滓で小さなゲームセンターがあちこちにあふれていた時期ですが、いずれも業界健全化や店舗大型化の流れで現在はほとんどが淘汰されました。この2店も記載された住所の場所にはそれらしき形跡は全く残っておらず、また調査の結果どちらもこの記事を執筆している時点では明確な場所を特定できないでいます。

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ゼンリン住宅地図 品川区1984年より)

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google mapより住所検索)


まずは品川区の「ゲームコーナーニューオリンピア」から。

東急目黒線(当時は目蒲線武蔵小山駅前から伸びる「パルム」というアーケード商店街内に位置していました。現在でも殆ど空き店舗がない非常に振るわっている商店街として有名です。

当時から商店街内には数店のゲームセンターがあったようですが、ニューオリンピアは少々駅からは離れており徒歩10分弱を要します。

 

誌面記載の住所をgooglemapにて検索すると上記の位置となります。

この場所は現地写真と地図上の建屋の配置を見ると、丁度工事中で覆いがされている場所もしくはホビーオフの場所が該当するようです。

www.musashikoyama-palm.com

現在の商店街配置から該当する住所のテナントを検索すると、「荏原3丁目4-13」という住所はホビーオフが該当します。

しかし当時の住宅地図を確認すると、ニューオリンピアの向かいに「イセモ」という生地屋さんがあり、この店舗は現役となっています。

住宅地図ではイセモよりも武蔵小山駅に近い位置にニューオリンピアが存在するようにも見えますが、単純にその配置だけを見ると、ホビーオフ隣の「おかしのまちおか」が該当します。しかしこの場所の住所は「荏原3丁目4-14」となっています。

 

住宅地図の表記だけの問題で、恐らく地番が一致するホビーオフもしくは工事中の場所で間違いないと思いますが、正確な場所を御存知であれば是非とも情報を頂きたくお願い申し上げます。

 

こちらは1986年2月から「プレイハウスニューオリンピア」と名称が変わり、1986年8月号までの掲載を確認しています。

 

続いては葛飾区の「ゲームセンターフェニックス」となります。

こちらは記載住所で当時の住宅地図を探しても店名の存在を確認出来ませんでした。

1985年の地図をアップしていますが、1980、1983年も同様でした。

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ゼンリン住宅地図 葛飾区1985年より)

スコア欄は一貫して「堀切3-9-5」の住所となっていますが、掲載予告の時だけ「堀切3-5-9」となっています。

念のため3-5-9の場所も見てみたのですが、駅からは少々離れた川の手通り沿いの場所となり、ここでも住宅地図にはそれらしき場所は見当たりません。3-9-5は線路沿いでゲームセンターが立地するには自然な場所ため、3-5-9は誤記と判断しています。

 

「堀切3-9-5」に該当する場所は、駅のホームから撮影した2枚目写真に写る「池野靴店」から「居酒屋みっちゃん」までの3軒。

「池野靴店」は1985年当時も存在しており、隣の「そば桝屋」は中央建物の引き戸の入口と軒がいかにも昔の蕎麦屋を彷彿させるため、消去法で行くと「居酒屋みっちゃん」の場所が該当します。住宅地図では美容院となっている場所です。

この建物の1,2階のどちらかではないかと思われるのですが、店舗の掲載期間が短く1984年12月で終了していることも手伝ってか情報が少なくこれ以上特定につながる材料を見つけることが出来ませんでいた。こちらも情報をお持ちであればコメント等頂けると幸いです。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年10月号

【2021年11月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメスト1987年10月号(通算第13号)のハイスコア集計店マップです。

 

集計店数は若干増加し、合計107店となり過去最高を記録しました。

新規掲載店は以下の通りです。

 

ナムコ

分大キャロットハウス(大分県

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セガ

ハイテクセガ桐生店(群馬県

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ハイテクセガ天神(福岡県)

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タイトー

WE'LL TALK TAITO 砺波店(富山県

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・その他

荏原ゲームコーナー(東京都)

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がらん3(長野県)

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ビデオインアタック(新潟県

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ゲームスポットキング(高知県

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ジョイフルATAGO(高知県

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ゲーメスト 1987年10月号より)

 

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年10月号より)

 

「荏原ゲームコーナー」も、これから多数の全国トップを輩出して行くこととなります。2014年まで店舗の営業は続いていたようですね。

大分の「分大キャロットハウス」は誤植ではなく、「大分大学→分大」の略称。郊外店では、学生目当てで大学近隣の学生街に店舗が存在していた場所が多数ありました。分大キャロットはベーマガでは古くからハイスコア掲載が続いていましたが、ゲーメストは今のところこの号のみの掲載に留まっています。

まだ、前々号の「メディアインオビヤ」に加え、高知県に同時に2店の集計店が登場し、比較的近距離に3店の集計店がひしめくことになります。

 

トピックですが、上記にて高知を取り上げたからという訳ではありませんが、同じ四国の松山に目を向けてみます。

まずは、ゲーメスト集計開始時に四国で初掲載店となった「タイトピア木屋町」から。

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ゲーメスト 1986年9月号より)

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2019年10月26日撮影

 

近くに路面電車の停留所があるものの、停留所から付近の広い道路まで抜ける路地の途中にあるお店という感じで、あまりゲームセンターが存在するような場所には思えないのですが、住所をあたると写真のビルで間違いないと思います。ビルの1階全てを占めていたのでしょうか。

 

松山の集計店はタイトー系店舗が存在感を示しており、同時に掲載された履歴はないもののゲーメストには4店舗(木屋町、市駅、大街道、空港通り)もの集計店が登録されています。その中でゲーメストに最初に掲載されたのがここなのですが、掲載は不定期気味で、今回マップの対象である1987年10月号が5か月振り。そしてその次は更に伸びて1988年6月号と実に8か月もの間隔が開きます。最終的には1991年1月まで掲載が継続していました。

 

一方ベーマガにはゲーメストの創刊前、1986年1月号から掲載が開始されています。

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マイコンベーシックマガジン 1986年1月号より)

こちらは1987年4月号まで掲載が続いたもののそこで一度ストップ、1989年11月に再掲載が開始されますが、ゲーメストとほぼ同時期の1991年2月号を最後に掲載を停止しているようです。いずれも1987年付近に掲載を欠いている時期があることから、店舗側の事情で常連が離れた等の不安定が時期が存在していたのかもしれません。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年10月号

マイコンベーシックマガジン1987年10月号(第6巻第10号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

総掲載店は102となり先月比-2ですが、新規掲載は1店あります。

 

・その他

パソコンシティ2000(長野県)

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マイコンベーシックマガジン 1987年10月号より)

 

長野南信地域(伊那市、駒ケ根市、飯田市等)の集計店は、ゲーメストでは1986年5月の創刊時より「がらんがらん」がノミネートされていましたが、一方のベーシックマガジンにおいては1年以上遅れて今回の「パソコンシティ2000」が地域初となりました。


以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン 1987年10月号より)

 

当時チャレンジハイスコアコーナーを担当されていた見城こうじ氏が全国各地のハイスコア掲載店を巡る「ゲームセンター放浪記」が掲載されています。この回は東北及び北海道編。

昔はゲームセンターの写真を撮る機会などほぼ無いに等しく、当時の店舗外観や店内がこのような形で記録として残されているのは非常に貴重ではないでしょうか。

 

また、チャレハイ通信のビッグキャロットTOC店欄に初めて「ターボ(連射装置)」の装着について記述があります。

特に80年台後半のシューティングゲーム全盛期においては、擦り連射によるボタンの破損やコンパネ傷付けが一部で問題となったためその解決と、プレイヤーサービスの向上として連射のような外部装置を取り付ける店舗が徐々に現れ始めますが、やはりナムコ系店舗がそのようなサービスでも先鞭を切っていたように思います。

 

続いてトピック店舗です。

先月はベーマガ初期のジャレコ系掲載店を取り上げましたが、続いてタイトー系店舗から東京都内の「ファンファクトリー高田馬場/中野」の両店をピックアップします。

 

・ファンファクトリー高田馬場

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年9月号より)

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2021年10月9日撮影

 

・ファンファクトリー中野

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年9月号より)

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2021年10月9日撮影

 

タイトー系店舗、特にハイスコア集計店となると「ウィルトークタイトー」のブランドが咄嗟に思い浮かびますが、このブランドが導入されたのは恐らく1980年台後半で、それ以前は名称に「ジョイ」が入っている店舗が多かったものの店舗名はまちまちだったようです。

その中で、東京都心部に今回取り上げる「ファンファクトリー」という名称で展開されていた店舗がいくつか存在したようで、その中で今回の高田馬場、中野の両店が掲載店として登録されていた履歴があります。

 

まずは高田馬場店ですが、こちらは既に紹介したナムコの有名店「ゲームブティック高田馬場」から道路を挟んで真反対の場所でした。写真の「東栄ビル」が該当しますが、ゲームブティックの場所は向かいの「第26東京ビル」になります。

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ゼンリン住宅地図 新宿区1985年より)

 

ベーマガへの掲載は1984年8月号からスタート。

向かいがスコア界の有名店だったためかこちらはあまり目立ったスコアの掲載は無く、1987年4月号が最後の掲載となりました。

店舗はその後「ウィルトークタイトー高田馬場」「TILT高田馬場」「タイトーステーション高田馬場」と店舗名称を変えつつ2016年3月まで営業が続いていたことを確認しています。ウィルトーク時代にはゲーメストの「東京シールハイク」にも取り上げられ、当時の店内写真が掲載されています。

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ゲーメスト 1987年8月号より)

この「さかえ通り」はこの2店以外にもいくつか店舗が存在したゲームセンター街道でしたが、現在は全て姿を消しています。

 

そしてもう一方の中野は、JR中央線及び地下鉄東西線中野駅南口の駅前に立地していました。

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ゼンリン住宅地図 中野区1986年より)

 

こちらも高田馬場同様に掲載開始は1984年8月号から。

1985年7月号まで住所が「中野区中野2-7-4」となっているのですが、駅前からかなり離れた紅葉山公園に近い住宅地がプロットされるため恐らく1985年8月号以降の「中野区中野2-25-4」が正しい住所であり、住宅地図でも存在が確認されたためこちらを正式な場所と判断しています。

丁度駅前ロータリーの角地、現在のバーガーキングの場所が該当するようです。

流石に1986年当時と比較するとビルテナントは全て入れ替わっています。

 

こちらは高田馬場よりも早い1986年5月号にて掲載は終了しています。その後はタイトーが撤退して別の業者による営業が2000年頃までは続いていた形跡がありますが、正確な閉店時期は不明です。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年9月号

【2021年11月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメスト1987年9月号(通算第12号)のハイスコア集計店マップです。

 

集計店数の合計は98。第11号で102店まで掲載店を拡大している関係で、今号は小規模な掲載店増減に留まっています。

新規掲載店舗は以下となります。

 

タイトー

WE'LL TALK TAITO 高松店(香川県

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WE'LL TALK TAITO 山口(山口県

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 ・その他

DLL屋内遊園地秋田店(秋田県

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ゲームブティックジャック&ベティ(山形県

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ゲームランドキンコンカン(宮城県

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ゲームセンターカントリーボーイ(広島県

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ゲーメスト 1987年9月号より)

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年9月号より)

 

政令指定都市広島市を擁する広島県に漸く集計店が登場。これで履歴が無い県は4県となりました。

その広島市に登場した「ゲームセンターカントリーボーイ」、場所が広島市の中心街から遠く離れた安佐南区で、当時は付近を走るアストラムラインも開通していない(1994年開通)ため公共交通機関で向かうには相当不便だったのではないかと想像出来ます。

 

さて、今回トピックで取り上げるのは仙台の名店「プレイシティキャロット仙台店」。

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ゲーメスト 1987年1月号より)

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2020年1月11日撮影

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ゼンリン住宅地図 仙台市中央部1987年より)

現在は仙台駅前一等地に聳え立つ写真のパルコの建物、建て替えられる前に煉瓦風のビルが建っており、その2階に店舗がありました。

建て替えられる前のビルも駅のペデストリアンデッキから直結しており、当時から店舗へのアクセスは抜群。その良好なアクセスに加え、当時としてはビルの1フロアを占める比較的面積の大きい店舗だったため、ナムコとしても基幹店の位置付けがあったのではないでしょうか。

 

そしてこの店舗、80年代後半のハイスコアシーンを語る上でも外せないお店でもあります。まだ全国各地でハイスコア熱が高かった時代、東北地方においてはここと福島県郡山市の「ダイエーレジャーランド郡山店」が2大巨頭として君臨していたという印象です。

 

その全盛期に一度だけ旅行中に立ち寄った覚えがあります。恐らく乗り換えの待ち時間で途中下車して覗いたはずなのですが、当時の記録が全く残っていないため正確な時期は不明です。

また、2005年前後に仕事で仙台に良く行っていた時があるのですが、店名は「プリッズ仙台店」に変わっていたもののまだ営業が続いていました。

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2005年6月20日撮影

たまたま写真を整理していたらデータが残っていたのですが、まさかこの写真が役に立つことになるとは思いもよりませんでした。

場所柄結構お客さんで振るわってはいましたが、至って普通のゲームセンターに変わっており少々センチメンタルな気持ちになった記憶。それからも既に15年の月日が経過してるんですね…

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年9月号

マイコンベーシックマガジン1987年9月号(第6巻第9号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は104となり先月比+1店。

新規店は2店あります。

 

タイトー

ウィルトークタイトー山口店(山口県

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・その他

エスタンウッド(北海道)

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マイコンベーシックマガジン 1987年9月号より)

 

空白地だった山口県の集計店が初めて登場しました。

ゲーメストでは1986年9月号の時点で山口県の掲載店が登場していましたが、1987年8月号にて「キャンパスタイトー」が一旦姿を消しているため(1989年5月号に単発再掲載)、入れ替わりで登場したような形となっているのが興味深いです。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン 1987年9月号より)

 

今回のスコア欄最大の変化は、店舗通信欄「チャレハイ通信」の登場。

これまでも欄外に通信欄があったことはありましたが、店舗のPRや交流を目的としてこの号からレギュラー化することになります。テキストだけとはいえ当時の店舗環境が伝わってくる貴重な資料とも言えます。

掲載店舗数の増減によるページの空白を避けるためのコーナーだったのかもしれませんが結果的には定着し、ゲーメストへも「ハイスコア通信」というコーナーにて同様の展開がされていくことになります。

 

ちなみにこの「チャレハイ通信」ですが、店舗が絡んだミニコミ誌のPRや頒布にも利用されたため、時折頒布元の個人住所や氏名が掲載されていたことがあります。

これについては現在でもその住所に本人が在住されている可能性が0ではないため、今後確認された際は該当欄は伏せることとします。

 

続いてトピック店舗となります。

 

東京都内の集計店はベーマガ初期に多数存在したナムコ系キャロットを一通り紹介していますが、ナムコ系以外の初期都内掲載店舗を順次取り上げたいと思います。

まずは世田谷区の「プレイタウンユー&ユー 駒沢店/三軒茶屋店」から。

 

・プレイタウンユー&ユー駒沢店

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年5月号より)

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2021年8月23日撮影

 

・プレイタウンユー&ユー三軒茶屋

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年5月号より)

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2021年10月2日撮影

 

2店ともジャレコの直営店舗となります。ベーシックマガジン1984年5月号にて、ナムコ系ゲームセンター以外で初めての誌面掲載となりました。

 

ジャレコの本社は世田谷区の用賀にあり、その影響か特に東京の城南地区に直営店をいくつか構えており、用賀と同じ東急新玉川線(現在は田園都市線)の三軒茶屋駒沢大学が最寄りの両店が最初に掲載店として選定されたと推測されます。以後時期や場所は異なるもののいくつかのジャレコ系店舗がスコア欄に名乗りを上げています。

 

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ゼンリン住宅地図 世田谷区1985年より)

駒沢店は駒沢大学駅が最寄ですが、駅を出て直ぐの場所にあったキャロットとは異なり、駒澤大学校舎に近い駒沢公園通りに面していました。そのため駅付近の喧騒からは遠いのですが、学生が授業の合間で来店するにはこちらの方が都合が良かったのかもしれません。掲載は1986年5月までと約2年の短期間でした。

写真のカーブスのある建物の住所が一致しますが、当時の住宅地図を確認すると「Yan&Yon」といういかにもな表記があり「You&You」の表記ミスであろうと思われます。

 

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ゼンリン住宅地図 世田谷区1985年より)

一方の三軒茶屋店は駅から国道246号を下った場所から横へ逸れる商店街内にあり、駅からは少々離れているものの現在でも人通りは非常に多い場所です。

現在の1階が牛角の建物で間違いないのですが、1階を飲食店にする際に厨房からの排気用ダクトが建物外側に取り付けられたような印象で、当時と建物の外観が大きく変わっているのではないかと想像されます。

こちらは駒沢店よりは長く1987年10月まで掲載が継続しました。駒沢・三軒茶屋共に営業がいつまで続いていたのかは判明しませんでした。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年8月号

【2021年11月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメスト1987年8月号(通算第11号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

前月7月号の集計店数が81、その前数か月もおおよそその前後で推移してきた店舗数が、この号からいきなり増加し総数102店へと一気に拡大します。

ハイスコア集計は当初ベーシックマガジンの後塵を拝していたゲーメストでしたが、電波新聞社との関係からどうしてもナムコの影響が大きいベーマガに対して、当時絶頂だったグラディウスⅡ・ダライアスR-TYPEの横シュー御三家を大きく取り上げたあたりから、ハイスコア集計欄も含めて専門誌としてのゲーメストの地位か徐々に高まってきたのではないかと思います。

 

新規掲載店舗は以下になります。

 

ナムコ

プレイシティキャロット八戸店(青森県

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秋田キャロットハウス(秋田県

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プレイシティキャロット島大前店(島根県

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セガ

ゲームインセガ高岡(富山県

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タイトー

ウィルトークタイトー函館店(北海道)

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プレジャーキャッスル(東京都)

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・その他

ゲームイン青森(青森県

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プレイランドファンタジー宮城県

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ゲームランド小山(栃木県)

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ゲームセンタープリムローズ(埼玉県)

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エース・インターナショナル(東京都)

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岐阜遊園ゲームコーナー(愛知県)

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ヤングプラザ・ジャンボ(大阪府

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メディアインオビヤ(高知県

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ゲームプラザ(熊本県

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ゲーメスト 1987年8月号より)


以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年8月号より)


一気に増加した関係で、秋田・富山・島根・高知・熊本の各県に掲載店が初登場。この時点で掲載店の履歴が無い県は福井・岐阜・和歌山・広島・徳島の5県のみとなりました。

今回「岐阜遊園ゲームコーナー」が初掲載となっていますが、名前に岐阜が付いているものの所在地は愛知県一宮市という謎。運営会社が岐阜県と関連があったのでしょうか。

そして、後の90年代に入ってその名を轟かす町田のプレジャーキャッスルと、熊本のゲームプラザはこの号が初登場となります。徐々にスコアラー的名店が顔を揃えつつある時期です。

 

さて、これまでハイスコア集計店の場所をマッピングしてその推移を確認することだけでエントリーとしておりましたが、それだけでは芸がなく記事としても変化に乏しいため、毎回1店舗をトピックとして取り上げ、その現在を紹介することにしました。

 

最初は、ゲーメストでハイスコア集計が開始された最初の号(1986年9月号)から掲載されている、宮城県仙台市の「ヒノデベガス」。

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ゲーメスト 1986年9月号より)

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2020年1月11日撮影

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ゼンリン住宅地図 仙台市中央部1987年より)

マップにおける位置を見ると、写真では赤いネットで覆われている範囲に昔建物が有ったのものと想像出来ます。住宅地図で確認した所、映画館をメインとした複合テナントビル内に存在していたようです。

 

宮城県で最初のゲーメスト掲載店なのですが、ここはJR仙台駅前。2か月後からゲーメストへ掲載が開始される「プレイシティキャロット仙台店」からは徒歩圏内にあり、また付近にも掲載店も含めたゲームセンターが多数立地していたことから、歴史ある店舗にしてはあまり目立っていたイメージはありませんでした。

 

そして掲載は不定期気味ではありましたが1990年7月までは続けられていたことを確認。途中で店舗名称が「ハイテクランドヒノデベガス」に変更になっており、セガ系列だったことも想像されますが詳細は定かではありません。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年8月号

マイコンベーシックマガジン1987年8月号(第6巻第8号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は103となり先月比で1店増加しました。

6件の新規掲載が確認されています。

 

ナムコ

サンペデックナムコランド(千葉県)

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イエローハット(愛知県)

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セガ

ハイテクゾーンセガ山形(山形県

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タイトー

ウィルトークタイトー三島店(静岡県

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ウィルトークタイトー都城店(宮崎県)

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・その他

ゲームインプラザオリンピアン(福岡県)

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マイコンベーシックマガジン1987年8月号より)

 

メーカー系列店舗の追加が目立つと共に、6店中5店はゲーメストへも掲載履歴がある店舗となっています。ベーマガ単独掲載だったのはウィルトークタイトー三島店のみ。

また、5,6月号の募集地域に該当する店舗は1つも無く、代わりに地域の有力店で既にゲーメストへ掲載されているもののベーマガへ掲載されていなかった店舗が採択された印象です。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン1987年8月号より)

 

今月は1986年12月号から8か月の間隔をあけて「プレイシティキャロットなんば店」が再掲載されましたが今号をもって終了、また先月の時点で比較的後発の「プレイシティキャロット京橋店」も姿を消しており、大阪府に残ったナムコ系掲載店は「なんばCITYビッグキャロット」「プレイシティキャロット関大前店」の2店のみとなってしまいました。

関東と比較して関西は「ナムコ店舗信仰」のレベルが低いような気がするのですが、元々の店舗数の少なさに加え、掲載店からの撤退の早さも影響していたような気がします。

 

続いてトピック店舗となります。

ベーマガ初期に埼玉県川越市より掲載された「マックスゲームセンター」「ビデオインセガベルル」の2店をまとめて紹介します。

 

・マックスゲームセンター

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 (スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年7月号より)

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2021年10月3日撮影

・ビデオインセガベルル(→ハイテクランドセガベルル)

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マイコンベーシックマガジン1986年10月号より)

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2021年10月3日撮影

 

掲載時期は若干異なりますが、双方ともJR、東武川越駅付近に存在していました。

 

「マックスゲームセンター」は川越駅東口を出て正面右側に存在する東武ストアの入居する「川越駅前脇田ビル」の裏側にあり、ボウリング場を中心とした複合娯楽施設だったようです。

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ゼンリン住宅地図 川越市1984年より)

 

駅付近の立地でしたが、川越駅からの人の流れは逆方向の本川越駅へ向かう埼玉県随一の商店街「クレアモール」に向かうため、動線からは若干外れていたのかもしれません。現在は施設ごと取り壊され写真のマンション2棟が立ち並んでいます。

スコアの掲載はスーパーソフトマガジン1984年7月号で、埼玉県初の掲載店でもありました。初掲載で全国トップスコアである★を2つも輩出していましたが、場所柄スコアラーを抱える必要がなかったからでしょうか、翌1984年8月号がスコアの掲載は最後となり、9,10月号と2回の休載表記を挟んた後に姿を消しています。

 

一方の「ビデオインセガベルル」はクレアモールに入って直ぐにあったセガ系店舗です。

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ゼンリン住宅地図 川越市1988年より)

 

地図中央に真っ直ぐ伸びる道がクレアモールで、西武本川越駅までほぼ一直線の商店街が続いています。人通りは非常に多く、現在はドン・キホーテになっている丸井川越店の向かいにあり、非常に優良な立地だったと思われます。

ビルでは今でもゲームセンターが入居しており、写真では埼玉レジャーランド川越2号店ですがその前はナムコがこの場所で営業していたようです。ただセガ時代は地下が店舗となっており、現在の鳥貴族の場所が該当します。

 

こちらのスコア掲載は1986年10月から開始され、途中で「ハイテクランドセガベルル」と店名変更を経て1991年10月まで5年間継続を確認しています。

www.inu-inu-yeti.com

また川越市ではゲーメスト単独掲載店の「びでいおんSAKA」がクレアモールの本川越駅側に位置し、同一商店街に2件の掲載店が存在した時期がありました。「びでおいんSAKA」については上記記事にてトピックとしていますので、よろしければご覧ください。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1987年7月号

【2021年11月スコア欄追加及び一部追記修正】

ゲーメスト1987年7月号(通算第10号)のハイスコア集計店マップです。

 

掲載店舗数は6月号の88店から81店へ減少。

新規掲載店は以下5店です。

 

ナムコ

イエローハット(愛知県)

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セガ

ハイテクセガ弘前青森県

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ハイテクランドセガ杉本町(大阪府

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タイトー

ハイテクノーベル神保町(東京都)

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・その他

コミュニティスペースNTK(北海道)

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(画像はいずれもゲーメスト1987年7月号より)

以下スコア欄となります。

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ゲーメスト 1987年7月号より)

 

後に自分のゲームセンター人生に深く関わることとなる、イエローハットとハイテクノーベル神保町、ゲーメストへの掲載は同期だったんですね。まとめるとこのような今まで気付かなかった事実も見えてきたりします。

大阪の杉本町は、後日登場する「プレイシティNASA杉本町」のイメージが強いです。

コミュニティスペースNTKは、前月まで掲載されていた「ゲームプラザNTK恵庭店」が移転及び店名変更されたもの。そのため純増としては実質4店になります。

 

丁度この号と前後して、掲載が不定期気味な店舗がかなり整理されている印象です。編集に影響するでしょうし、店舗名掲載に関して広告料を受領している訳でもなさそうですから、集計用紙をきちんと送付してこない店舗や、嘘スコアを平気で送ってくる店舗に対してはゲーメスト編集部も強気な対応だったのではないでしょうか。

 

そして今回トピックで取り上げる店舗は、宮城県仙台市の「ゲームコーナーロム」。

先日紹介した岡山市の「TVプレイハウス ミッキーハウス」程ではありませんが、このお店も1987年5月~7月の3か月間だけ記載されている住所が異なります。

 

初掲載~1987年3月号、8月号以降:仙台市向山2-2-17

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ゲーメスト 1987年3月号より)

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ゼンリン住宅地図 仙台市中央部1987年より)


1987年5~7月号:仙台市川平1-14-15

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ゲーメスト 1987年7月号より)

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店舗の規模にしては掲載されているゲームタイトルが大きく異なっていることから、複数店舗存在したように思えるのですが、実際はどうだったのでしょうか? 

ちなみに当時の住宅地図を確認した所、向山の方は店舗の存在を確認しましたが、川平の方は1987年時点では普通の住宅となっていました。

 

そういえば、先日仕事で仙台へ行ったため、ゲームコーナーROMの所在地へ足を運んでみました。(向山の方です)

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2020年1月11日撮影

 

1階の左側(シャッター側)のスペースに存在したようです。

仙台市の中心部からは少々離れた広瀬川の川縁で、付近には学校や商店が無い住宅地なのですが、昔はこのような場所にも意外と小規模なゲームセンターがあり、地元のプレイヤーの活動拠点となっていたりしたものです。

ゲーメストの写真では店舗の柱部分もレンガ状になっていますが、テナント変更した際に剥がされたんでしょう。2階より上の外観を見ると現役時代の店構えが想像できます。

何気なく場所と写真をツイッターにアップしたら、そこそこの反応を頂きました。跡地となっても場所を確認できるのは感慨深いものです。今後も集計店跡地巡りは続けていこうと思います。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1987年7月号

マイコンベーシックマガジン1987年7月号(第6巻第7号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店総数は102店。再び100店の大台を回復しています。

新規掲載店も2件確認されています。

 

ナムコ

プレイシティキャロット島大前店(島根県

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・その他

コミュニティスペースNTK(北海道)

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マイコンベーシックマガジン1987年7月号より)

 

「プレイシティキャロット島大前店」が掲載開始。島根県、そして山陰地方初のベーシックマガジン掲載店となりました。ゲーメストへも同時期に掲載が開始されています。

5,6月号の募集地域に該当するお店ですが、この時点で該当地域の純増はここだけとなっており、地域を限定しているという事情はあるものの前回募集時には2ヵ月で27店もの増加があったことと比べると厳しい結果とも言えます。

また、「コミュニティスペースNTK」は「ゲームプラザNTK恵庭店」の拡張移転によるもので、こちらも既にゲーメストとのダブル掲載店だったことから双方ともに店名、住所が変更となっています。

 

以下スコア欄となります。

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マイコンベーシックマガジン1987年7月号より)

 

スコア欄の前に、1987年5月17日に横浜市のハイスコア集計店「プレイシャトー」にて実施された「ハイスコア討論会」のレポートが綴られています。

ベーマガゲーメストそれぞれのハイスコア担当と店舗関係者、そして店舗常連を招いてのもので、テーマが「ハイスコアのありかたについて」。このような機会が店舗側からの提案で実施されたことに当時のハイスコアへの熱量を感じることが出来ます。

黎明期のハイスコア集計は、「永久パターンの使用不可」「工場出荷設定による統一」といった、現在ではある程度普遍的に認知されているルールが確立されておらず、設定未記入が原因の未認定スコアがあったり、噓スコア申請の温床になっていた面があったことは否めないのですが、この頃からベーマガゲーメスト間での壁を取り払った共通ルールの構築がされて来たのではないかと思われます。

ちなみにゲーメスト1987年8月号へも討論会に関する記事は掲載されましたが、ベーマガの1ページまるごとに対してゲーメストは1/4ページ。

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ゲーメスト 1987年8月号より)

どちらかといえば専門誌であるゲーメストの方がこの件を大きく取り上げて然るべきだったような気もしますが、まだ創刊されて日が浅いゲーメストに対してこの時点で既に3年以上の集計実績があったベーマガの方が集計に対して思う所がいろいろとあったと言うべきでしょうか。

 

トピック店舗へ移ります。

80年台に埼玉県にて誌面掲載された唯一のナムコ系店舗「上福岡ビッグキャロット」をピックアップします。

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マイコンベーシックマガジン1986年4月号より)

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2021年10月3日撮影

埼玉県のナムコ直営店舗において「キャロット」の名称が含まれていた店舗は所沢や越谷にも存在したようですが、ハイスコア集計店として誌面掲載された場所はこの「上福岡ビッグキャロット」のみとなります。

 

東武東上線上福岡駅東口の駅前直ぐの現在パチンコUNOとなっている「アサヒビル」1階にありました。もともとは「上福岡市」という単独の自治体でしたが、周辺市町との合併で現在はふじみ野市へと住所が変わっています。

最近駅前ロータリーと改札口直結の歩道橋が整備されていますが、当時の住宅地図を確認すると整備前の駅前はかなり入り組んでいたことが確認出来ます。

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ゼンリン住宅地図 上福岡市1987年より)

1988年頃に一度行ったことがあるのですが、ビッグキャロットの名前とは裏腹にあまり面積は広くなかった(どこのキャロットも同じような感じでしたが…)記憶があり、このビルであることをが確認した際「こんなに面積広かったっけ?」と疑ったのですが、4枚目写真の店内エスカレータを見てこの場所で間違いないことを確信しました。店内に張り出していた階段下の部分をはっきりと覚えていたためです。

住宅地図では1階フロアを恐らくビルオーナーであるパチンコ店と分け合っており、キャロットとして使用されていた面積は半分にも満たないのではないかと思います。現在の構造にする際に内装に大きく手が加えられていますが、2階フロアへの移動用にエスカレータは残されたためその部分に僅かに面影を感じることが出来ました。

 

ベーマガへの記載は1986年4月から開始。ナムコ系集計店としては後発の部類になりますが掲載期間は短く1989年10月号を最後にスコア欄から姿を消しています。以降埼玉県にはナムコ系集計店は現れませんでした。

近隣の川越や志木にナムコランドがあったことも影響したのかもしれませんが、80年台の埼玉県にもう数件のキャロットが存在していれば歴史が違っていたのかもなあ、と今でも時折思うことがあります。