小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

私のアーケードゲーム履歴書 デッドコネクション その2

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その1より)

・アイテムについて

アイテムは武器、回復、点数アイテムに大別されます。敵を倒す、設置物を壊すと出現するものと、何もない場所でショットボタンを押すとキャラが地面を蹴ることで出現する隠しアイテムがあります。

隠しアイテムは画面では説明がしずらいですが、例えば1面では左側階段の裏側にあります。捨てゲーの時は画面中の何もない所をひたすら蹴って隠しアイテムを探す作業が始まります。

 

<武器>

オートマチック(弾数制限なし):デフォルトで所持しているピストル。連射が効くため、弾数制限系の武器以外はこの武器で進みます。

リボルバー(弾数制限なし):オートマチックより若干威力があり敵を貫通しますが、連射性能が低いため使えません。取ってしまったらオートマチックに再チェンジ、というより捨てゲーレベル。

マシンガン(弾数制限有り):連射力が高く、ショットボタン押しっぱで連射しますが、連射装置付きの場合はオートマチックと大差ないという感じでしょうか。

ショットガン(弾数制限有り):単発ですが威力は最大。着弾点で破裂するため周囲の敵も巻き込みます。実は稼ぎには重要なアイテムの可能性が。

<回復>

ホットドックウイスキー、薬があり、順にゲージの回復量が大きくなります。道中はアイテム以外での体力回復がないため、あまり引きが悪いと苦しい展開を強いられます。

<点数>

偽札、書類、アタッシュケース、バッグ、帳簿の5種類?だったかな。偽札・書類は500点、アタッシュケース・バッグが1,000点、帳簿が5,000点となります。

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帳簿については各ステージ毎に出現位置は決まっており、敵を倒して出現することはありません。1面では中央カウンター右側にある絵を壊すと隠し金庫が現れ、そこから出現します。

 

・稼ぎについて

点数的に最も高いのは帳簿の5000点なのですが、各面1個で合計8個固定なので点数は差が付きません。また敵の数も各面同一であり、クリア条件が全数を倒すことであることからこちらも点数差にならないため、必然的に道中の点数アイテム取得数がスコアを左右します。

よって、破壊可能な障害物は全て壊し、隠しアイテムの出現位置を全て把握した上で敵や障害物から、なるべく点数アイテムが多数出現すること、つまりは運ゲーとなりますw

 

ではアイテム全てが点数になれば良いかというと、前述のようにアイテム以外で道中の回復がないため回復アイテムもある程度の出現を要しますし、ショットガンで敵を倒した場合のアイテム出現率がそれ以外の攻撃手段よりも若干高めに設定しているようなので、ショットガンが出現するのは歓迎だったりします。ショットガン以外の武器ばかりが出現すると捨てゲーが濃厚となります。

 

以上、デッドコネクション編は終了。

次回はサイバトラー(ジャレコ、1993)を予定していましたが、予定を変更してゴルフィンググレイツ2コナミ、1994)を取り上げます。