ハイスコア集計店マップ(マイコンベーシックマガジン1989年7月号)
マイコンベーシックマガジン1989年7月号(第8巻第7号)のハイスコア集計店マップとなります。
掲載店総数は102となり先月比-3と更に減少しています。今月は新規掲載もありません。
以下スコア欄を掲載します。
【チャレンジハイスコア 1989年7月】
(マイコンベーシックマガジン 1989年7月号より)
この時点でスタートしてから5年半の年月が経過していたチャレンジ・ハイスコアのコーナーですが、今号で初めて「チャレハイ史を振り返る」と題して回顧的な記事が掲載されました。
初回参加店のリストや1回目の全国集計欄が掲載されています。
弊ブログでも該当号を既に取り上げておりますので、宜しければご覧下さい。
しかし「連載第1回」の文字があるものの、確認している時点では2回目以降の連載はありませんでした。今号は掲載店数が少なく欄が余ってしまったため差し込まれた記事だったのかもしれません。
トピック店舗:サンシャインゲームセンター
続いてトピック店舗です。
東京都内の初期ベーマガ掲載店では貴重な城北地区の掲載店となる足立区の「サンシャインゲームセンター」をピックアップします。
(マイコンベーシックマガジン 1986年3月号より)
2021年10月23日撮影
東武伊勢崎線、及び大師線西新井駅が最寄となります。駅前ロータリーを抜けて直ぐの場所にある写真の「伏見ビル」1階が店舗跡地となります。
1986年の住宅地図を見ると道路配置は大きく変わっていませんが、店舗前の道を挟んで向かい側の敷地は当時は日清紡西新井工場となっており、現在は工場跡地が再開発されショッピングモールへと変貌しています。
(ゼンリン住宅地図 東京都足立区1986年より)
先に述べたように東京都の城北、城東区域は城西や城南と比べてキャロットが稀少だったこともあり掲載店舗数が少なく、掲載されても短期間で姿を消していた店舗が多い中、1986年3月の掲載開始から1991年9月と比較的長期に渡って掲載が継続しました。
スコアラーの集まりも良く近隣だけでなく東武線沿線を中心とした埼玉県方面からの来店もあったようで、レベルの高いスコアが度々登場しています。
また、ゲーメストへは創刊号に店舗欄が存在していました。
(ゲーメスト 1986年5月号より)
しかしゲーメストへの掲載はこの一度きりとなりました。次回の店舗別スコア欄が現れるのが4か月後である9月号となった影響か創刊号だけの掲載となった店舗は多く、ここもその一つとなっています。
また括弧書き店舗名の「ゲームブティックサンシャイン」は、当時有名だった「ゲームブティック高田馬場」をリスペクトして付けられたとの話を伺っていますが、ベーマガ誌面ではこの名称は一度も現れませんでした。かつてはゲームグッズの店舗販売を行っていた時もあったようで、全盛期のナムコ直営店のような店舗を目指していた姿勢を垣間見ることが出来ます。
【前記事】
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1989年6月号
ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1989年6月号
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