小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

私のアーケードゲーム履歴書 サイバトラー その1

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ジャレコ 1993年発売

ゲーメストの履歴を確認したところ、全国トップのスコア確認が取れたので、サイバトラーを取り上げます。

 

ハイスコア:2,524,750 (全6面クリア、連射付き)

最終スコアは塗り替えられています。

ベーマガの履歴では1度もトップを取った履歴が無かったのですが、ゲーメストでは無事トップは取ってました。連射無しを含めると6回トップを取っていたことが判明。

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このゲームの特徴はその独特な自機の操作方法にあります。

8方向レバーで自機を操作。自機の向きは常にレバーを入れた方向が正面になります。普通の縦スクロールシューティングとはかなり操作感覚が異なります。

攻撃は左ボタンでショットを発射、右ボタンでソードを振ります。

攻撃で共通しているのが、「どちらの攻撃ボタンも、押しっぱなしにすることで自機の方向が固定される」ということ。

つまり、上のインストラクション画面のように、自機が下を向いた状態でショットボタンを押しっ放しにすれば、自機を移動させてもショットは下方向に固定され発射されます。一応押しっぱで連射するのですがこの標準連射は速度が遅いため、連射装置は別途必要になります。

 右ボタンは押すことでソードを振ります。近接でソードを敵にヒットさせれば大きなダメージとなります。右ボタンも押しっぱで自機方向は固定されますが、ショットとは違いソードは連続して振ることはされず、単純に方向が固定されるのみとなります。

さて、標準連射では速度が遅いため連射装置は必要と書きましたが、ショットは手連射なり装置使用で連射したりすると、自機の方向が固定されないため連射中にレバーを入れた向きにショットの発射方向も変わってしまいます。(ソードも同様ですが、敵に接近して放つので剣を振るう方向はショット程は影響しません。)

そのため、連射速度を保ちつつ発射方向を固定するために、「ソードボタンと連射装置付きショットを同時に押しっ放しにする(装置が無い場合はソードを押しながらショットを手連射する)」ことで、自機の向きを固定しつつ、デフォルトの連射よりも早い連射速度を確保することが出来ます。このゲームの攻略をスムーズに進めるにあたってはこの操作をマスターする必要があります。

 

このゲーム、自分がプレイしていたことでわかるようにwヒット作品とはならなかったのですが、惜しいゲームとして評される機会が多いのは、上記の操作を知らないままプレイすると敵に押され気味になったり、また後述する隠しフューチャーを獲得しないとラスボスのクリアがままならなかったりと、難易度的な要素を挙げられることが多いようです。自分的には、インストカードの横書きタイトルロゴは格好いいのに、デモ画面の縦書きロゴがあまりにも安っぽくてアイキャッチで損をしていたような気がしてなりません。

 

ゲーム内容や稼ぎについてはその2から紹介します。