小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1988年9月号/トピック店舗:プレイシティキャロット伊勢佐木町店(神奈川県)

ハイスコア集計店マップ(マイコンベーシックマガジン1988年9月号)

マイコンベーシックマガジン1988年9月号(第7巻第9号)のハイスコア集計店マップとなります。

 

掲載店数は105。先月の反動か先月比-5と減少数が大きくなっていますが、特に掲載が終了している店舗が多い訳ではなく今号の掲載が抜けている店舗が多いことに起因しているようです。新規掲載はありません。

 

以下スコア欄を掲載します。

 

【チャレンジハイスコア 1988年9月】

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マイコンベーシックマガジン 1988年9月号より)

 

トップスコア欄に「特別掲載」として枠が設けられたのが、全国で初めて達成されたグロブダーナムコ)1コイン1~99面クリア。

ランクイージー、5機設定、5万点エブリという設定をもってしてもゲーム発売から4年近くの歳月を要し、基本はニューゲームタイトルしか取り上げることのなかった当時のトップスコア欄においてもコメント付きでその偉業が称えられています。

 

現在でも時折1コイン1~99面クリア達成の報がSNSに上がる程難易度が高く、クリアすること自体が非常に価値のあるゲームですが、最初にガリバーとしてそれを達成することの厳しさが約4年という歳月に詰まっているのではないかと思います。

 

トピック店舗:プレイシティキャロット伊勢佐木町

続いてトピック店舗です。神奈川県の店舗紹介へと移ります。

 

ナムコオリジナル26店のうちの一つである横浜市の「プレイシティキャロット伊勢佐木町店」をピックアップします。

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(スーパーソフトマガジン⦅マイコンベーシックマガジン別冊⦆1984年1月号より)

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2022年2月12日撮影

 

JR、地下鉄関内駅から南西方向に伸びる横浜を代表する歓楽街の伊勢佐木町モールの中に店舗はあります。2022年時点で店舗は現存。ハイスコア初掲載の1984年1月から既に38年以上営業が続いていることになります。

 

調査継続中ではありますが、「キャロット」のブランドで営業していた店舗で現在も残存しているのはプレイシティキャロット巣鴨店とここ伊勢佐木町店のみであり、且つベーマガオリジナル26店の中で営業が継続している唯一の店舗となっています。

 

スコア掲載はベーマガのみでしたが、ゲーメストの横浜シールハイクにて店舗が紹介されており当時の店舗外観を確認することが出来ます。

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ゲーメスト 1987年1月号より)

 

現在の写真と見比べると、店舗名称が「ナムコ伊勢佐木町店」に変わっていることは勿論ですが店舗の間口が当時よりも広くなっており、隣接していた店舗の部分も吸収して面積が拡大されたことが確認出来ます。拡張されたとは言え最近のゲームセンターの規模からすると決して広くはないのですが以前はこの半分の面積しかなかったということであり、誌面の「狭い」というコメントも止むなきかなという印象です。

ゼンリン住宅地図 横浜市中区1985年より)

当時の住宅地図を確認すると、位置や建物名称は同一なのですが建屋住所が「長者町7-113」となっていることが分かります。地図をよく見ると建屋左下に町境を示すラインが掛かっており、丁度キャロットの位置している場所だけが「伊勢佐木町3-95」になっているようです。

 

ベーマガへの掲載以降、一時は複数のスコア掲載店が存在した横浜の代表格店としてスコアラーにも認識されていたと思いますが、ナムコの店舗営業スタンスの変化の影響か、また店舗の狭さは如何ともしがたかったのか80年台末に向かうにつれスコア欄が淋しくなって行き、1990年8月を最後として掲載はストップしました。立地は良いので場所柄ゲームマニアを囲い込む必要があまりなかったのかもしれません。

 

鉄拳の全盛期には自社人気IPを前面に押し出した運営を行っていた時期もあったようですが、現在設置されているマシンの殆どはプライズマシンとなっており、ショッピングセンター内のファミリー向けゲームコーナーと大差ない製品ラインアップとなっていました。

 

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ハイスコア集計店マッピングプロジェクト マイコンベーシックマガジン1988年8月号

ハイスコア集計店マッピングプロジェクト ゲーメスト1988年8月号

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